八ヶ岳・峰ノ松目と八ヶ岳伝説



【地  域】八ヶ岳・峰の松目
【日  時】2004年8月24日
【メンバー】わかばさん、さじさん、みるくさん、山太
【天  気】曇り一時雨のち晴れ
【行  程】桜平→夏沢鉱泉→オーレン小屋→峰の松目→ピストン

天気がいまいちなので、横岳方面はあきらめ、どっか山無いかなぁ〜、って地図とにらめっこ。
あったあった。峰ノ松目。知らないなぁ〜、でも夏沢鉱泉は一度いってみたかった。
 
八ヶ岳の伝説
大昔、赤岳の神様磐長姫と、富士山の木花咲耶姫がおりました。
木花咲耶姫はいつも、「私の方が赤岳よりずっと背が高く美しい」と自慢ばかりしていました。
それを見かねた、峰の松目の如来様が「水裁判をしてやろう・・」と思い、赤岳の峰から富士山の頂上に長い樋をかけ、夏沢の水をそそぎました。
すると水は富士山の方へ勢いよく流れ下り、赤岳の方がはるかに背が高いことがわかると富士の木花咲耶姫は大変くやしがり、腹をたてて赤岳の峰をけとばした。
その時の流れた水は、富士五湖に成り、富士の白糸の滝となり、今日も変わることなく水をたたえている。
又、磐長姫の流す涙は諏訪湖、松原湖、白駒池、に成りオーレン強清水になって流れとなり、現在に至っている。
けとばされた赤岳は八つの峰に分かれたそうな。

この伝説の通り。峰の松目に登れば八ツの峰すべてを一望する事が出来ます。
あなたも伝説とロマンの山、峰の松目に登ってみませんか。
オーレン小屋より45分でその頂上に立つ事が出来ます。
伝説の名水、オーレン強清水を是非味わってみてください。

                南北八ヶ岳  オーレン小屋
09:53 桜平まではかなりのダート、それより奥はゲートがあり一般車は通行止め。下山してきた登山者にウリ坊がついてきた。母恋しいのかこの登山者に付きまとっている。 10:07 夏沢鉱泉、登山者が休憩していた。良い雰囲気なのであとで風呂に入ろうかな。 10:37 しばらくは広い歩きやすい道。標高が高くなるとガスが出てきて展望はない。
10:41 オーレン小屋到着。地元の中学生らしい団体が沢山休憩していた。立派な小屋だ。 10:42 小屋の前のせせらぎには色々な花が咲いている。 10:53 コマクサを植えているらしい。
11:21 硫黄岳への分岐、ここからは峰の松目に行く登山者はぐんと少なくなるんだろうな。 11:54 山頂はガスの中で展望皆無、晴れていても八つの峰が見えそうにもないなぁ。 12:22 ガスが深くなり暗い森。
12:31 オーレン小屋まで戻ってきた。ここまで降りるとガスは晴れている 12:58 苔むした綺麗な沢、もうすぐ夏沢鉱泉だ。 13:25 お風呂に入ってホッコリ。でもまた歩いて汗をかいてしまった。