遅い夏休み単独テント泊で行って来ました。
》6日 沢渡に車を止めて昼頃上高地入り、徳本峠まで登りテント泊
》7日 霞沢岳ピストン 徳本峠で連泊
》8日 中村新道を歩き蝶ヶ岳にてテント泊
》9日 上高地に降りて帰ってきます。
と言う予定でした。さて、さて、さては南京玉すだれ!
●6日
朝、5時に家を出る。後の時間は全く忘れているってすばらしい。(^.^;;;
沢渡に車を停めて、たぶん上高地に12時頃着いたと思う。
時間があったので明神池を訪れる。上高地には何度も入っているが、明神池ははじめてだ。穂高はガスの中だけどそれなりの写真を期待してシャッターを切る。
賑わう河童橋と焼岳 明神池より霞沢岳を見る
賑やかだった梓川沿いの道を離れ徳本峠への道に入ると、全く人に出会わなくなった。しばらくは林道歩きだ。林道歩きは嫌いではない。足元に気を使わず周囲を楽しみながら歩けるからだ。
よく踏まれた道は歩きやすいが、一部新しくできた沢の中を歩かされる。これも去年の地震のせいだろうか。
4時頃徳本峠に着く。徳本峠の小屋の小さい事にビックリする。未だにランプなんだわ。
小屋番さんの噂は聞いていたが、今年の小屋番さんは愛想のいいオジサンだった。
●7日
4時に起きる。まだ真っ暗だ。夜中に時々雨が降ったが今は上がっている。
いつ降ってもおかしくない空だけど、とにかく今日目的の霞沢岳に登ろう。
歩いてすぐ雨が降り出した。さて、さて。
「今日は引き返そう、これ以上登っても何も見えない。私はピークハンターじゃない。穂高の写真を撮るために登って居るんだ・・。」
そう思いながら、足はドンドン登っていく。ジャンクションピークまで登って引き返そう。
ピークに近づいてくると雨は上がった。戻るきっかけを逸してしまいそのままピークを下る。
また雨が降り出した、先ほどよりもっときつく、小湿地でカメラを出して湿地の写真を撮ろうとしたら、傘を差していてもカメラが濡れてくる。土砂降りの雨だ。こりゃダメだは引き返そう。 そう思ったときはもう登り返していた。
ジャンクションピークに戻る途中で高齢者の6〜7人のグループとすれ違う。彼らが登るのに私は引き返すのか、もう一度行こうか。
いやいや、彼らは今回を逃がしたらもう後がないかもしれない。私はまだまだ登る機会がある。
せっかくここまで来たのだから〜、じゃなく北アルプスでの残り少ない私の未踏峰、良い天気の時に登らないともったいない。そう思うと気が楽になった。
夕方晴れてきた。徳本峠から穂高岳も見えた。明日は登れるだろう。
徳本峠ランプの小屋 徳本峠の展望台より前穂高を見る
●8日
夜中12時頃から降り始めた雨は、朝方にはクライマックスに達した。フライも貫きそうな雨だ。今日もダメ?。さて、さて。
・この雨も何のその、今日こそ霞沢岳に登る。
・もう1日停滞して明日登り、その日に家まで帰る。
・本日の予定通り、大滝山に登り蝶ヶ岳にテントを張る。
・もう山は諦めて、昔のルートをたどり、島々谷川を新島々に下る。
・登ってきたルートを降り、上高地で観光客になる。
私も円熟した山登りをするようになったもんだ。一番楽しめるルートを選ぶ。
(この楽しめるって、家に帰ってパソコンで遊びたいなぁって言うのも含む)
そうと決まれば早速行動、小雨になった時をねらいテントを畳み、上高地に向かう。
上高地に着いた頃雨は上がった。でっかいザックを担いでいるがすっかり観光客化し、田代池から大正池まで散策する。
田代池
田代池は初めて訪れたがすごく良いところでした。霧が立ちこめていたらもっと良いだろうに〜、なって凝りもせずゆうてます。(^^; でもやっぱり高い山は晴れが良いなあ〜。
大正池はイマイチだった。水没した木も少なくなりそのへんにあるダム湖程度でした。
大した山行報告じゃなくてごめんなさい。気に入った写真も撮れませんでしたぁ。チャンチャン!。
#(~0~)/U カンパーイ 〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 Santa!》
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