杉谷バス停の少し上に車を止める。今日はスノーブーツの試し歩きだ。
雪の中で、ちょっと歩いて写真を撮るときに、いちいちスパッツを付けるのが面倒なのでズボラシューズ。でも今日は雪がなさそうだわ。
石畳の暗い道は見通しも悪く楽しいことはなが、古道なので歴史を考える事にしよう。
小峠で休憩していると威勢の良いおじさんが大峠の方に通り過ぎていった。私もおじさんだけどね。
私はカメラをぶら下げ三脚を持ってキョロキョロしながらの山行である。あんなに急いで歩いて楽しいんかなぁ〜。何て昔の自分のことをことをすっかり忘れて批評している私。
小峠からの登りは急だ、以前にファイヤーマンさんやHioさんと登ったときはここからアイゼンを付けたが、今日は全然雪がない、凍ってもいない。残念だなあ新品のアイゼンを付けたいのに〜。
急登を登りきったところで休憩をする。携帯が3本立っていたので家に電話をしてみる。「別に用はないけど〜、じゃぁ。」
頂上近くになると日陰にはわずかに雪が残っている。でも樹氷は見あたらない。結構暖かいから仕方がない。
先ほど小峠で出会ったおじさんがもう降りてきた。もう一山登るんかいな。
頂上の小屋には数名居たようだが、ご挨拶せず屋上に上がりゆっくり休憩する。屋上に備え付けてある双眼鏡で明神平の方を見ると樹氷が見える。標高200メートルの差は大きい。残念だ。
頂上に登ったときはよくセルフタイマーで写真を撮るのだが、何組かのギャラリーが居たので今日はやめよう。恥ずかしいもん。
桃ノ叉への道は結構雪があった。今日は大峠を回って下ることにする。こちら側は日当たりが良いので全く雪はなく道はドロドロだ。ここでアイゼンを付けたい気もする。スノーブーツも良かったような気がする。(^^;)
途中の見晴らしの良いベンチで休憩して三脚をたてて自分の写真を撮ろうとピントを合わせて、(誰もいないところにピントを合わせるのは大変なんだ。)いざ撮ろうとしたときにパーティーが下りてきた。どうやらここで食事をするらしい。写真を撮らずにそそくさと片付ける。(^^;)
大峠には4〜5台の車が停まっていた。今日はチェーンなしで楽々上がってこられたようだ。私もそうすりゃよかった。 又、小峠から杉谷の道をトボトボと寂しく下る。良い景色に巡り会えなかったのでなおさら寂しい。
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