平日登山隊は秋色求めて住塚山へ



 平日登山隊は秋色を求めて曽爾の住塚山に行って来ました。

【山  名】  住塚山(1,009m) 国見山(1,016m)
【地  域】  曽爾
【日  時】  1998年10月28日
【隊  員】  こまくさ、なにわ、yukari、メーメー、山太、
【コ ー ス】  名張→長野→屏風岩→住塚山→国見山→クマタワ→目無地蔵
        →曽爾横輪→名張

屏風岩を借景にした民家


 久しぶりに降りた名張の駅はえらい変わっていた。ここはどこ?。ありゃぁ反対側に出てしまった〜。バスの時間が迫っているのであせる。線路をくぐった駅前には昔の商店が並んでいたので安心する。

 バスは平日だというのに結構登山者が乗っていた。おまけに青蓮寺ダムから20人ほどの団体が乗ってきて満員になった。
 ほとんどの登山者は太良路で降りる。どうやら倶留尊山に登るらしい。

 私たちは長野で降りるのだが、バスが発車してからさっきのバス停が長野だと気づく。あちゃ!。
  幸い前から来た車待ちのため停車したので降ろしてもらう。ホッ!

 しばらくはアスファルトの道を屏風岩を目印に登っていく。天気はいいがこの季節としては少々暑い。

住塚山山頂でハイポーズ


 なにわさんと歩くのはひさしぶりだ。弥十郎岳以来の平日山行だと言う。もう5年以上も前になる。
 今は九州に出張中だが、研修のため一時帰阪、つかの間の山行だ。今日の夜行で九州に行くのでザックにはノートパソコンを担いでの山行となった。

 屏風岩真下の公園でしばらく休憩。公園には桜が植えられていて春は良い写真になりそうだ。紅葉の頃も良いだろうがまだちょっと時期が早い。

 公園をすぎるとジグザクの登りになる。台風の影響で倒木が多く迂回することになる。あちこちに迂回道ができて、これも山を荒らす原因だなあ〜と、反省。

 頂上は倶留尊や国見山方面の見晴らしが良い。これぞ平日登山の特権!、貸し切りで頂上に陣取り、1時間ほどゆっくり休憩する。
 麓で採ってきたムカゴを茹でてメーメーさんとyukariさんにご披露する。そんな大したもんでもないけど〜。

 一端下って同じほどの高度まで登りなおせば国見岳だ。こちらは360度の展望で気持ちがいい。まだ紅葉していないのが残念だ。

国見岳の山頂でのひととき


 私の地図は結構古いのだが、それよりもっと古い地図を持ってきたのはこまさんだ。そのころは国見岳からクマタワまでの道はついていなかった。
 こまさんの20〜30年前の地図には登ったときのコースタイムが記入されていた。昔はまじめに記録を取っていたんだわ。

 峠までには小さなピークを越えなければならない。地図ではほんの少しのピークだが、どうしてどうして結構なアルバイトだった。

 クマタワでメモをみてちょっと間違いをしてしまった。実際は4時のバスに乗らなければいけないのだが、そのバスが名張に到着する時間を見て、4時45分頃バスが到着すると思ってしまった。
 時間はたっぷりある。ムカゴでも採りながらのんびり歩けるなあ〜。そんな気持ちでポクポク歩き出す。

 途中でこまさんから、バスの時間が迫っていると聞かされあわてる。最後は走るようにしてかろうじてバスに間に合った。ふ〜。

クマタワには東海自然歩道の道案内がある


 幸いに私たちが乗った横輪ではバスはまだは空いていたが、太良路ぐらいからドンドン乗ってきてギュウギュウ詰めになってしまった。思わぬ平日の人出にびっくりする。

 メーメーさんは今後有望な平日登山隊隊員になる要素を持っている。なんせ私と同じようにウィークデーしか休めない仕事だ。これからもよろしく〜。
 私は暑かったので半袖一枚になってしまいましたが、メーメーさんは最後まで長袖とベストで、秋色の装いを崩しませんでした。

 yukariさん。彼女はこれ又毎日が休みという結構なご身分だ。あの駆け足のような下りでトップで独走した健脚だ。
 もしバスがきたら彼女のウィンクで、バスを待たせるお役目を心得ているようでした。

   #(~0~)/U カンパーイ  〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 Santa!》



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