オジサン2人室生寺へ


 なぜかオジサン二人が室生寺へシャクナゲを見に行くことになった。

 鶴橋から乗った急行はなぜかロマンスシートだった。すいていたが、二人が並んで座れるところは見あたらない。車両を移動するとなぜか、人目の引かない最後列で空席が見つかった。

 話題はユーサンが撮影したカタクリの花とギフ蝶の写真だ。羨ましい限り!。
カンアオイ マムシグサ 室生寺のシャクナゲと〜
カンアオイ
ギフ蝶がカンアオイの葉っぱに卵を生み、幼虫が葉っぱを食べて成長します。
葉っぱが葵に似ていて 冬でも緑だからカンアオイというそうな。
花は普段見つけにくいですが 葉を見つけたらその回りを優しくなでて掘ってあげて下さい。土の中から花が出てきます。どういうワケだか土の中にお花が咲いてることが多いんです。それも丁度今の季節です。                 こまくささん


 室生口大野駅は平日にもかかわらず観光客が目に付く。「暇な人がたくさんいるもんだ。」といつも思ふ。

 室生寺まではほとんどバスやタクシーに乗るのだが、私達は躊躇無く歩き出す。約6キロのハイキングの始まりだ。

 駅から目と鼻の先に大野寺がある。役行者ゆかりの寺らしい。しだれ桜の次期は過ぎツツジが咲き始めている。対岸の大磨崖仏はご立派!。



 しばらく車道を歩き、東海自然歩道に入る。杉の植林から鳥の声も聞こえてきた。思いきり深呼吸をする。私は杉花粉なんか恐くない。旨い空気だ。

 アケビの花にマムシグサ、・・・、こまくささんに教えて貰う。後は忘れた。

 ギフ蝶がカタクリの花にとまったのは、カタクリの葉がカンアオイに似ているそうな。カンアオイ葉はギフ蝶が卵を生む場所らしい。そのカンアオイの花を見つけ!。


 東海自然歩道をなめたらあかん。結構きつい登りになって一汗も二汗もかいた頃、門森峠に着いた。ここも植林の中で展望はないが、古い峠の感じがうかがえる。

 峠を下ると住塚山や国見山らしい山々が見える。里の景色も見えてくる。景色は一変して里の花が目にとまる。タンポポにニリンソウ・・・。後は忘れた。


 民家の軒先を下ると、室生寺の正面に出てくる。ここからは観光客となる。シャクナゲが見頃になって人も満開だ。  室生寺の観光は割愛させていただきます。

 さあ!、これでは済まないピークハンター!。次は牡丹の長谷寺を目指したのであります。ダブル〜!(^_^)Y  長谷寺の観光は割愛させていただきます。


            〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 Santa!》



トップページへ 山旅帳目次へ