ヤブの小津権現山


【日  程】1981年5月5日
【地  域】奥美濃
【山  名】小津権現山
【ルート 】杉谷よりピストン
【メンバー】山太・他5名
私達クラブの春の合宿は奥美濃の小津で行われました。

この小津に入って3日日、やっと五月晴れと言える天気になった。
昨日はタンポ山に登りました。今日は2つのパーティーに分かれ、ハッスル組は小津権現に登ります。

杉谷入口の民家に車を止めさせてもらい、そこのおじさんに道を尋ねる。
杉谷と紫倉谷との尾根に雨量ロボットまでは道があり、毎年手入れしているそうです。
それから奥の峠まで3年ほど前に手入れしたが、今はもう荒れているだろう…との事です。

おじさんが言っていたようにその道はよく踏まれ、ロボットまでは淡々とした登りです。
950mの三角点に古いロボットがありました。ここまでは生え込んではいましたが、道ははっきりしています。

ロボットで一息入れ、ヤプにつっ込みました。
さあ、これから私の好きなヤプ漕ぎであります。

権現山頂からは黄妙現象で、あまり遠望はできませんでしたが、東は咋日登ったタンポ、西は滋賀県境の山々、北に白く見えるのは福井県境の山でしょう。
そしてひときわ大きく見えたのが蕎麦粒山でした。
また登らねはならぬ山ができてしまった。

帰路は登りと同じルートです。途中、わずかな雪渓に埋めておいたトマトに舌鼓をうちました。
ころげるように下り、村に着いたのが4時頃だったと思います。

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