5月3日から6日にかけ自動車を利用して奥美濃の左門岳・滝波山・平家岳をピークハントしてきました。
会では私は平家岳のレポートを担当しましたのでそれを載せておきます。
今日もすばらしい天気、朝早くから目が覚めた。
皆はもうひと晩泊まるのだが、私は5時のバスで帰らなければならない。
青野さんはイワナを釣るということで3人で登る事になった。
野々小屋谷と荷暮谷との出合に車を止め.荷暮谷に入る。
7時頃だった。
すぐに左側に谷があるが林道に沿って本流を登る。
林道がなくなり、大きな出合で青野さんと別れ私達は左の谷に入った。
しばらくは踏み跡もあり、なだらかなきれいな谷だ。
9時頃初めての滝に出合う。10m位だと思う。
右岸でも左岸でも何なく登れる。
滝を登るとすぐ次の出合がある。本流は右側で平家岳直下まで突き上げている。
左の谷は、平家と1450mのピークの鞍部まで上っている。
私達は左の谷をつめるつもりだが、その谷の入り口は15m程の滝になっていた。
これは左岸を登る方が楽なようです。
滝をすぎると支流がいくつにも分かれ、大変ややこしい。なるべく南に伸びている
谷を選んで登った。
水がなくなってからは、北斜面のためか下生えがはとんどなく登りやすい。
稜線に出たのが10時半でした。
しばらく休憩したあときれいな道を平家へ。
途中道の真ん中に咲いていたカタクリの花がきれいだった。
送電線の道から別れて平家に登る所は鋭角になっていて、私達が登って来た所からはわかりにくい。
頂上には12時少しすぎに着いた。
天気が良すぎて霞がかかり、遠望がきかない。
それでも真っ白い白山や加越国境の山が見える。私達にとって親しみ深い山々が連なっている。
1時に下りはじめた。4時に青野さんと待ち合わせしている。
あと3時間しかない。道のある所を下りた方が早いだろうと思い、面谷を下りる事に
した。
面谷から荷暮谷に通じる点線路が地図に書かれている。廃道かもしれないが何とかなるだろう。
しかし、その考えはあまかった。入口が見あたらず沢を登った。すごいやぶこぎの末やっと峠を越えたのが3時45分。
休むまもなく谷を駈け降りた。何とか間に合うだろうと安心したのもつかの間、今度は大きな滝の上に出てしまった。
20mはあろう。もうだめかと思ったが、どうにか巻く事が出来、車の所に着いたのが4時半、すぐ青野さんに車を走らせてもらった。
バス停に着いたのが発車5分程。やっと間に合いました。
そんな訳で、時間に追われた平家岳でした。
本来ならのんぴりできた山行きを、私の為に大変忙しい思いをさせてしまいました。
メンバーの方に深くおわぴいたします。
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