大和葛城山、岩橋峠〜水越峠



【日  程】:1995年2月16日
【山  域】:大阪東部 金剛葛城山脈
【山  名】:大和葛城山 () 959.7m 2等三角点 大阪府最高峰
【ルート 】:近鉄尺土駅→兵家→岩橋峠→葛城山→水越峠→名柄→近鉄御所駅
【天  候】:曇りのち雪
【メンバー】:FYAMA仲間 HiOさん 紅葉さん 山太 3名

 9時半近鉄南大阪線尺土駅でHiOさん、紅葉さんと待ち合わせをする。この駅で賢いエスカレーターを見た。なんと普段は止まっているのに人が近づくと動き出すんです。乗客の少ないところでは省エネで良いですね〜。

 9時50分岩橋峠に向かって出発。二上山から葛城山に続くの稜線が終始前方に見える。目標の岩橋峠のくびれもはっきりわかるので、それを目印に適当にジグザグに近道を探して歩く。ちょっとあぜ道に入ったりして迷ったが〜。

 くねくねと曲がった兵家村のアスファルト道はどんどん登っていく、後ろを振り向くと結構高度を稼いでいる。汗をいっぱいかいた頃、伏越の廃村の分岐に着き、やっと山らしくなった。
 この廃村は以前に訪れたことがある。10件ほどの民家はほとんど朽ちるにまかせ放置してある。でも一件だけは現在でも住んで居られるよう。周辺の畑は今も耕されていて、通勤農業をしているようです〜。
 ここまでは自動車道もしっかりしているので、住み難いことも無いのになあ〜。

 山道の取り付きで10分ほど休憩。今日は風邪気味で、いやいや、“気味”じゃなくすっかり風邪を引いていて、鼻は詰まるは咳はでるは、とにかくしんどい。本当は家で養生をして寝ていれば治るのになあ〜、何て考えながら歩く。

 整備された道には頑丈な橋がいくつも架かっている。ゼイゼイ息を切らせながらやっと岩橋峠に到着。11時30分

 日帰りの装備なのに、20キロ以上の荷物を背負っているように腰がだるい。これも風邪のせいだろう。
 私と紅葉さんはそこにへたりこんでいたが、HiOさんは元気にも岩橋山へピークハント。急な階段道を走って登っていった。(.)

 ここから葛城山までのコースタイムは2時間半と地図に書いてある。とすると到着は2時か〜、途中で昼飯かな?とにかく歩こう。
 この道も綺麗に整備され歩きやすい。杉の植林で暗〜い道、おまけに雲行きが怪しくなってきたのでなお暗い。
 植林はあんまり手入れされていないようで、下の方にも枝が残っているし間伐した後が無く混みすぎている。これじゃいい木は育たない。

 雪がちらちらと舞ってきた。どうやらコースタイムより早く歩けている様だし、頂上で昼食にしようと頑張って歩く。急な坂は延々と丸太の階段が続く。
 1時に頂上台地に到着、フゥ〜。ちと飛ばしすぎたかな?。風邪でしんどい。

 屋根が有る休憩所で飯や飯や!。各自でラーメンを作る。紅葉さんのザックから出るわ出るわ〜、酒1升、生ガキ、生鱈、マイタケ。
 通りで、大きなザックを担いでいで、遅れ気味に歩いていたんですね。ごめんごめん。
 ラーメンを食べた後、鱈鍋でもするか〜、でも味を付けるもんが無いなあ〜と言うと、デンとポン酢の大瓶!。

 鱈の水炊きうまかった〜。熱燗もうまかった〜。でもやっぱり冬は寒いわ〜、宴会は1時間ほどでお開きになった。だんだん雪もきつくなってきた。
 2時に真っ白い三角点に立ち寄り、早々に下山。まっすぐダイトレを歩いて水越峠に抜けることにした。
 スポンジケーキにパウダーシュガーをふりかけたような地面。スポンジは泥です。(^_^;
 新雪はズルッツと滑っても雪が靴の溝に詰まり、その雪と地面の雪がくっ付き、滑るスピードが衰えグリップする。スタッドレスタイヤと同じね。でも泥は始末が悪い、一度滑れば滑るスピードを増す。恐い恐い。まあどうやら転ばずに下山。
 3時に水越峠に下りる。ここは国道だから車がよく通る。大峰周辺の山に登るときによく車で通る道だ。歩いてみるとなんとゴミの多いこと。空き缶のポイ捨てや、トラックで大量に放置したような産業廃棄物。
山並みの情緒ある雪景色とは対照的だなあ〜。(^_^;
 標高が下がるに連れて、雪は大きな牡丹雪になりそしてみぞれになる。御所までは結構距離があり、たっぷり2時間も掛かってしまった。5時御所駅到着。よう歩きました。

 さあこれからFYAMA定例会に参加!。先週も飲みに行ったなあ〜(^_-)

            〇~~/\/\~~/\~~ 《囲炉裏 山太 Santa!》
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