奈良の多武峰、日溜まりハイク



 春を見つけに奈良の奥山、多武峰に行ってきました。

【日  程】1993年3月18日(木)
【地  域】奈良県中部
【山  名】御破裂山()608m、多武峰最高峰()673m
【登山口 】近鉄南大阪線岡寺
【下山口 】談山神社
【天  候】晴れときどき小雪がちらつく
【地  図】20万→和歌山、5万→吉野、2.5万→畝傍山・古市場
【メンバー】山太・たけちゃん、2名
【ルート 】岡寺→亀石→甘橿丘→川原寺跡→石舞台→上ノ祠→西口ノ分岐→
      談山神社→御破裂山→西口ノ分岐→多武峰最高峰→竜在峠→
      752.5m峰→鹿路→談山神社口バス停→→桜井
【備  考】山溪、大阪周辺の山200と同じコース

 駅から歩く山ってすごく好きです、高い山は無いかも知れないけれど。

 岡寺駅から自動車道をポクポク歩く、途中に亀石や甘橿丘や川原寺跡を散策、この辺は車で訪れた事はあるのですが、やっぱり歩くのにかぎりますね。車だとつい止まるのが面倒で見のがしてしまうのですが、ゆっくり飛鳥の情緒を楽しむ事が出来ました。
 石舞台を通り過ぎた頃から、どんどん高度を稼いでいく自動車道は結構しんどい。じんわり汗をかいた頃上ノ祠に着く、やっとこれから車道から外れ山道です。振り返れば橿原の町並みと、その向に金剛山二上山が見えた。こんなに登ってきたんだ!とびっくり。今回の山行でいちばん見晴らしの良かったのはここだった。
 山道を登りきると談山神社の集落に入る。何処から御破裂山に登るのか解らずしばしうろうろしたが、適当にその方角の小道に入ると、尾根通しの林道に出た。その林道の突き当たりが御破裂山でした。鳥居と祠があり、頂上一角は朽ちた柵で囲まれている。道は全くく無いが適当に登るとやっと頂上。石碑が有ったがここまで登ってくる人は居ないのでしょう。
ちょうど12時です。日溜まりでシートを広げ、ラーメンを作りビールを呑む、その後気持ち良く2時までお昼寝。こういうのんびりが良いですね。

 もう一度談山神社に戻り、バス停間近ですが多武峰最高峰へ足を伸ばす。
多武峰最高峰は、神社の裏にあった。ありゃりゃここも全く道がない、頂上へ登ってもな〜んにも無いところです。ここも誰も登らんのだなあ。
 そこから竜在峠への道は、杉の植林の中で見通しが利かない単調な道です。
 竜在峠からすぐそばに 752.5m の三角点があります、やっぱり登らにゃ!。
またゴソゴソとヤブを漕いで山頂へ。何という山かも解らないなあ、倒木の下に3等三角点が有るだけ。ちょうどその頃雪が舞ってきたので、早々に引き上げる。
 竜在峠から数分も降ればあっけなく林道に出た。後はアスファルト道を談山神社のバス停までとぼとぼと歩きました。3時40分バス停到着。

 今回はどれも頂上一角は全く道がなく、展望皆無の山ばっかりでした。

         〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 Santa!》

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