大峰前衛、大塔村の唐笠山


 R168、天辻トンネルを抜けると十津川水系になり、大塔村の道の駅を過ぎた頃、まず正面に見えるのが唐笠山です。
 チト気になっていた山でもあります。
写真中央にちょっと低そうに見えるのが唐笠山。
いちばん高く見えるのは行者山です。
大塔村道の駅より望む。

【日  時】1997年08月08日(金)
【山  名】唐笠山 1,118.1m
【山  域】大峰前衛 (大塔村)
【天  候】晴れ
【メンバー】単独
【ルート 】殿野→水車谷→鉄塔→唐笠山 ピストン


 殿野の集落は急な斜面にへばりつくように民家が建っている。その家々には広い舗装道路が通じ、一軒一軒広い駐車場がある。裕福な村なんだわ〜。
 村の奥で地道になった所から、水道を引き込んでいる水車谷に入る山道があった。

第一鉄塔より第二鉄塔を見る。

 村のおばさんに「1番目の鉄塔を目指して登ると登りやすい。」と情報を得る。
 2〜3枝分かれした道があったが、目星をつけていた尾根に通じる道を登ると伐採されて視界が開けた鉄塔の広場に出た。鉄塔の巡視路らしくよく手入れされている。
 2番目の鉄塔までは殆どアップダウンのないトラバース道だ。木陰で涼しい。この道はかなり古いようでよく踏まれている。
 今回も藪を覚悟してきたが、どうやら今回はルンルンのハイキングかな?。
木陰の中の頂上。

 2番目の鉄塔からは巡視路を離れ尾根を登るようになる。ジグザグの急登だがここも道がはっきりしているので安心安心。
 唐笠山の一つ手前にピークがある。良い道はこのピークを巻いているようでもあり、南西の尾根に下っている道のようでもある。???
 尾根通しにはかすかな道があったので、ヤブ漕ぎ覚悟で地図通りの尾根を歩くことにした。案の定すぐ道はなくなったが、植林の中の斜面はどこでも歩ける。
 いちばん高いところまで登ったが、やっぱりこのピークは何もない。そのまま尾根を少し西に外すと、いい道に出くわした。最初の道に戻ったようだ。

第一鉄塔より南の白六山を見る。
頂上には中継基地のような建物が見えた。

 頂上らしいピークが右に見えたが、道はまたトラバースをしている。しばらくこの道を歩いてみよう。 このままトラバースをしてしまうと唐笠山は過ぎてしまう〜、適当に登らねば・・。 と思っていたら、青いテープが斜面に見えた。道はないが登りやすい斜面なので、「ここを登れ」と言うことだろう。

 急登を10分ほど登ると頂上に着いた。残念ながら展望はない。でも自然林の気持ちのいい頂上だ。
 保冷ゼリーで冷やしたビールは死ぬほどうまい!。うまい!うまい!。

 トラバースの道は鉄塔の巡視路も兼ねているようだから、阪本まで行けそうだが、車まで戻るのが大変なので今日は引き返そう。

 殿野10:00→12:10唐笠山13:10→14:40殿野

真新しい大塔温泉「夢乃湯」

 新しくできた大塔温泉「夢乃湯」で一風呂浴びて帰る。ホテルのようなフロントで綺麗な温泉だが、チト立派すぎる。 もう少し山の情緒が欲しいなあ〜。
 村民400円 一般800円。(--;)

  〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 (snt) Santa!》



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