三重県忍者の伊賀 霊山へ登ってきました。



 久々の山行です。たまには登らないと、FYAMAに忘れられる〜。

 気持ち良く雨を浴びてきました〜、雨を見るのも久しぶり!。

【日  程】:1994年8月10日
【山域名 】:三重県伊賀上野
【山  名】:霊山(765.8m)1等三角点、もう一丁登ったんだけど〜。(^_^;
【ルート 】:下柘植→南出→P760m→田代池野外活動→霊山→霊山寺→南出
【天  候】:小雨→晴れ→大雨
【同行者 】:山太単独
【地   図】:20万図名古屋 5万図津西部 上野

 朝4時半に目が覚めてしまった。急に思い立って、要りそうなモノをザックに詰めて、車で出発〜つ。

 目的は三重県の霊山、一等三角点だじょん。でも手元にある資料は5万図だけ。西名阪で下柘植のインターを下り、南出と言う村からタラタラッと、林道に入ってしった。たぶん正面に見える高い山が霊山だろう。(本当は違う。)

 にわか雨が降ってきたが、空は晴れている。後ろを見ると虹が綺麗!、雨の方が涼しくっていいや。でも空は晴れている割りには結構雨が降ったなあ。

 林道は途中で通行止め、その先は何やら造成している様子。手前に車を止めて歩き出す。6時20分、早い!。

 その造成地はえらくでかい、本来の道がまったく分からない、ショベルカーが何十台とある、ほんまにでかい、造成地を抜けるのに30分程掛かってしまった。ゴルフ場かなあ〜。

 造成地の一番上でウロウロするが、それより上には道が見あたらない。尾根を南へトラバースするように、林道を歩く。
 あったあった!山に登る道が〜、でもその道は古い堰堤工事の道で、まもなく無くなってしまった。薮漕ぎか〜。(^_^;

 雨は上がっているが、木が濡れているので全身ずぶぬれ、まいったなあ〜、長い薮漕ぎの末、8時半に一応ピークにたどり着く、でも道も何にもない。ここはいったい何処??。(家に帰ってじっくり検討すると、尾根から西に出ている小ピークだった。)
 取りあえず忠実に尾根を外さず薮を漕ぐ。出た出た!、結構手入れされた道に。北にはピークが見えるし、やったね、(^_-)Y。

 ところがどっこいその道は、ピークの手前でどんどん西に下りていく、おかしいなあ、15分ほど歩いて、これは間違いだと気付く。もう一度登り直し、北に見えるピークを目標に、また薮漕ぎ。2〜3のピークを越え、やっと目指すピークを踏む、でもまったく薮に包まれたピークだ。オーイ霊山は何処へ行ったんや〜。(このピークは霊山の南側の760m峰だった。)

 仕方なくまた引き返す。薮を漕いで広い尾根を下るのは難しい、何度も間違いながら、薮を彷徨する事1時間、10時に元の道に帰る、やれやれ、もう登る気力が無くなっている。

 今日は失敗だなあ〜、もう帰ろうか(^_^; 、南へ下りだしたが、よし!、もう一度チャレンジだ!と、最初に下りかけた道を最後まで歩いてみる事にする。
最悪の場合は三重県側に降りてしまうので、タクシーでも呼んでもらって、車まで戻ればいいや。
 この道は田代池の野外活動センターの林間周遊コースで、どちらの方向に歩いても田代池に降りるコースだった。なーんや。
 田代池に10時40分下山、そこからはちゃんと霊山へ登るコースがあった。

 もうバテバテ、ドロドロ、ビショビショ。重い足を引きずって、階段道を登る。途中の小さな沢で、アルコールコンロでラーメンを炊いて食べる。夏はアルコールコンロの火が消えない。しゃーないなあ〜と、燃料が無くなるまで燃やす。

 小一時間で、やっと霊山山頂!\(^O^)/、さすが一等三角点、見晴抜群。
頂上からはハングライダーも飛べるそうだ。先ほど登った山が南にそびえてる〜。あの無名峰も登ったんだぞ〜。

 頂上は広い草原で、学校の団体らしきグループが30名程遊んでいる。引率の先生はみんな若いなあ〜。小学生から中学生位の年齢の子が居るというのは何のグループだろうか。野外活動センターから1時間ほどで上がれるので、軽装で上がってきている。

 しばし休憩したが、騒々しいので、早々に下山する。下山は霊山寺へ下ることにする。
 空が怪しくなり、雨がザアザア、そりゃあもうえげつない雨、せっかく乾きかけた服がまたビショビショ、でもそのおかげで涼しい。その雨は半端な雨じゃない、傘をさしても貫く豪雨。早く下山して良かった〜!。

 12時半、霊山寺に下山、道は川のように水が流れている、田圃の稲穂は元気になってお百姓さんは喜んでいるだろう。

 さてさて、車は何処に停めたんだろう??。この辺は尾根に向かって道が櫛の目のように付いている。一つ間違えば相当なアルバイトだ。とにかく村まで下りて探そう。

 雨の畦道を、一時間も歩き回って、1時半やっと車発見。やれやれ。
 3時半帰宅。尾根を2往復したので、ハイキングの山だが、結構充実した山行でした。それに久しぶりに雨にめぐり合えた〜。

          〇~~/\/\~~/\~~ 《 山太 (Santa!) 》
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