灼熱地獄のロックガーデンと東お多福山



 久々のFYAMAer の皆さんとの楽しい1日を過ごしてきました。

【日  程】:1995年6月30日(金)
【山  域】:六甲
【山  名】:東お多福山() 697m
【ルート 】:阪急芦屋川駅→ロックガーデン→東お多福山→土樋割峠→奥池→阪急芦屋川駅
【天  候】:晴れ
【メンバー】:関西こまくさ、ウィークデー@※、ファイヤーマン、ぶん、山太(敬称略)

 阪急芦屋川駅午前10時半集合はちょっと遅いけど、平日のんびり朝寝坊組にはちょうど良い。
 今日は六甲に登って、その後わかたさんの遺作展を見て、それから飲み会とロングランだ。

 ちょっと早く10時に着いてしまった。ああもっとゆっくり寝れたのになあ〜、惜しい。
それより早く、ウィークデーさんがもう来ている。ひょっとして来るんじゃないかなあ〜、と思っていたのでそんなにビックリしなかった。
 彼は駅周辺散策に余念がない。奥様の協力なくしては出てこれない身。奥様に感謝感謝。

 ファイヤーマンさん、ぶんさん、こまくささんと次々到着、こまくささんは参加とは予期していなかったのでビックリ。平日登山隊は5名となった。

 駅からの道はしばらく倒壊家屋が多い。完全に更地になっているところ、全く手つかずのところ、工事をしているところ、色々だ。
 山手の高級住宅街は家が立派なのか、揺れが少なかったのか被害は少ない。

 山道に入り、大谷茶屋までの沢道は震災で相当被害が大きそうで、工事現場を思わすような足場を組んだ迂回道が作られている。この道は結構入山者が多いルートなんだろうなあ。

 大谷茶屋の奥の社は、直径1メートルはあろうかという岩が、賽銭箱の前の縁に食い込んでいる。上を見ると屋根を突き破り落ちてきたようだ。すごい。

 ちょっとだけバリエーションルートの地獄谷に入る。こまくささんの先導で沢を歩く。沢と言っても踏み跡があり普通のルートと同じ。でも震災で落ちたらしい落石がいっぱい。沢をふさぐような大岩も転がり落ちている。ゲートロックの岩も一枚?崩れ落ちたようだ。

 地獄谷からロックガーデンの岩場に入ると、ルートはいたるところで切れていて道を探し回る。目の前の壁が越えられない。つかんだ岩はぼろぼろ崩れる。
 ジンジンと照りつける太陽は、日頃クーラーの中で仕事をしている身には厳しいわい。もう低山の夏は山に登りたくないなあ〜。と言う気も〜(^_^;

 やっとロックガーデン中央尾根の登山道に着いたのが12時を過ぎていた。
もう疲れたわい。風穴岩の展望の良い木陰で昼の宴会となる。さすが用意周到の皆様!。

 こまくささん、氷を持ってきて冷やしたざるソバはうまそう。冷えたビールをごちそうになる。続いてはテルモスに入れたお湯でカリン酒のお湯割り。こりゃ又暑いときにでもうまい。梅酒のお湯割り、枝豆、最後には酒の燗とフルコース。

 ぶんさんは冷酒を冷やしてテルモスに入れてきていた。ごちそうさま。

 ファイヤマンさんはでっかいペットボトルをそのまま入れるアイスボトルを持ってきている〜。よう冷えてましたか〜。

 ウィークデーさんは、何とザック無し??。保温ウエストポーチにビールとポカリスエットの缶がふたつ、それと駅で買ったお稲荷さんだけ。

 私はコンビニで食料を調達しようと思っていたんですが、そんな店が見あたらずみじめ(^_^; 。予備食としてザックに入っていた暖かいラーメンを作って食べる。
 愛用のアルコールバーナーは気温が高いので、消そうとしても消えない。蓋を閉めても爆発だ〜!。でももう慣れっこ、いつものこった。

 猫ちゃん突然参加、その辺に愛想を振りまいて、こまくささんから残り物を頂戴して、すっかりリラックスして周辺で遊んでいる。

 ゆっくり休憩して、本日の最終目的は東お多福山までと決定する。私は未踏峰の山が一つ稼げるぅ。

 厳しかった日差しは少し和らぎ、草原の東お多福山は気持ちがいい。見事な笹ゆりが咲いていた。こまくささんは今日来た甲斐があったと喜んでいた。
 頂上付近は低木だが栗の花が満開。

 またまた頂上でゆっくり4時頃まで休憩。やっぱりパソコンの話が多かったかな。下山は土樋割峠から奥池へ、あっと言う間の下山だった。

 それからバスで芦屋川駅まで戻り、塚口へ直行。銭湯で身体を清め、わかたさんの遺作展に行ったのであります。

            〇~~/\/\~~/\~~ 《 山太 Santa! 》
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