大峰前衛・扇形山と高山


 またまた安易なピークハントです。

 地図上で登った山に印を付け、ウッシッシと密かに喜んでいる山太ですが、しまった!。
登っていない山に印を付けてしまった〜。
 と言うわけで、その山に登ることになった。

 【日 時】1997年4月24日(木)
 【山 域】大峰前衛
 【山 名】扇形山(1,052.8m) 高山(1,169.3m)
 【ルート】小南峠9:40→10:40扇形山→12:00小南峠→13:00高山→13:50小南峠
 【天 候】晴れ
 【地 図】5万図「三上ヶ岳」 2.5万図「中戸」「洞川」
 【Menber】単独
扇形山の鉄塔より小南峠方面を見る。
小南峠は一番高く見えるピークの向こう側


赤滝の奥を偵察していたので小南峠に着いたのはちょっと遅かった、でも今日はアップダウンの少ない尾根歩きだ。
 と思うともう身体はそのようにインプットされて、なまけてしまう。

 トンネルの北側入口に車を停めて、まずは尾根までの急登を登る。仕事道でもあるらしく古い道ではないが手入れされている。
 もうすぐ5月だというのに冬のような冷たい風が吹く、パラパラっとみぞれが降りビックリする。
 この辺は杉の植林で杉の花が満開だ。(^_^; 車道からは五條や金剛山方面の展望が抜群だったが、歩き出してからは全く展望が利かなくなった。

 1,169mのピークも展望皆無。扇形山より100m以上も高いのだが、名前が付いていないのが残念だ。
 しばらく踏み跡程度の道だったが、鉄塔を過ぎるとグンといい道になった。送電線の巡視路を兼ねているらしい。
 ふたつ目の鉄塔を過ぎると、あっけなく扇形山の頂上に着いた。残念ながらここも展望はない。どこから見れば扇形なのだろうか。長居は無用とすぐ引き返す。
 扇形山からちょっと戻ったところから見ると、1,196峰から松葉山に連なる尾根はリッパだ。
 名前が有ればひとつピークを稼いだことになるのだがなあ〜、と思ふ。(^_^; 尾根上はずっと展望が悪いので鉄塔の下で、ラーメン休憩とする。

 小南峠から東にある高山へ登る。
旧小南峠

 こちらは植林が若いので少し明るいがやっぱり展望は全くない。最初のピークからテープが北の尾根に着いているので、その印をたどってしばらく下ってしまった。オットット〜イ、登り直す。

 ひっそりと暗い旧小南峠、今はもうこの峠を越える人はいないだろう。でも祠は結構新しい。

 植林の中の頂上には赤滝と書いたプレートがあった。エアリアマップでは高山となって居るんですけど〜。


小南峠よりダブルピストンのピークハントでした。

            〇~~/\/\~~/\~~ 《囲炉裏 村チョッ! Santa!》
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