懐かしい金剛山


 十数年ぶりに、大阪の主峰(本当は奈良ですが)金剛山に登ってきました。
いやその当時は、金剛山に登ったと思っていたのですが、実は・・・。

 【日 程】:1992年9月30日
 【小地域】:大阪東部、金剛山脈
 【山 名】:湧出岳(金剛山) 1,112.2 一等三角点
 【ルート】:金剛ロープウェイ→△→伏見峠→モマ辻
 【天 候】:晴れ時々曇り
 【 人 】:妻と二人

 久々の妻のご機嫌とりの山行です。(^_-)
朝早くはダメ、きつい山はダメ、と言う事で私の懐かしい金剛山にしました。
 10時出発予定が30分も遅れて家を出る。車で麓に着いたのがもう11時過ぎ、勿論歩いて登るつもりだったが、彼女の説得に負けロープウェイで時間を稼ぐ事になった。(^.^;;;

 11時30分のロープウェイに乗り山頂駅迄6分。楽だなあ〜。
そこから10分ほど歩いて、展望台に登る、早々にそこでお弁当を食べる。
たった10分しか歩いていないが、やっぱり山で食べる飯はうまい!。何とそこで1時間以上もの休憩。

 頂上一体は、神社あり、キャンプ場あり、アスレチックあり、食堂あり、自動車道あり、展望台あり、ログハウスあり、トイレあり、お寺あり、電波塔あり、何でもありの広い広い頂上です。
自動車道もありますが一般自動車は入れません。

 もう数十年前になりますが、中学校の耐寒訓練で毎年登っていた山です。
当時の記憶によれば、頂上と、神社だけ憶えているのですが、さて何処に登ったか分かるだろうか、興味津々。でもかなり思い違いをしていました。
神社だと思っていたのは、転法輪寺というお寺でした、そしてその横に展望広場があり 1,125.3m の看板がありました。この看板をバックに写真を撮っているので、ここがてっきり頂上だと思っていました。
 しかし周囲には高いところがいっぱいある〜。

 本当の山頂は、お寺から少し登ったところに葛木神社があり、その奥の院で立入禁止になっていました。1,125.3m の頂上は入れない為、偽りの頂上が下にあった訳です。
 もう一つ新事実、いやいや私だけが知らなかったのかもしれないが・・。
 1等三角点の石は、そこから15分ほど離れた、湧出岳の頂上 1,112.2m にあるのです。道案内もなく適当に道を選び、すすきの中の頂上へ、すぐ横に電波塔と、三角点の櫓がありました。この櫓は立派なもので、鉄塔のような感じで、周囲には金網で囲いがあり一般には入れません。金剛山に登ってもここを訪れる人は希でしょう。

 転法輪寺の境内には、何百回、何千回と登った方の名前がずらりと並んでいます。一番多いのが七千回以上という方が一人居ました。毎日休まず登っても、二十年近くと言う事ですから、めちゃめちゃですね。

 府民の森、ちはや園地には最近出来たのでしょう、木の香りいっぱいの立派なログハウスがありました。管理人が居て中も見せてもらえます。暖炉があり、丸太の家具あり、「いいなあこんな家に住みたいなあ。」なんて二人で夢を見させて頂きました。

            〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 Santa!》


トップページへ 山旅帳目次へ