岐阜県石徹白周辺山スキー



 なんと2年ぶり、以前は冬の山行はほとんど山スキーで、滋賀岐阜福井周辺の山を滑りまくっていました。オット失言、こけまくっていました。 今回は久々に石徹白の山です。大阪から往復650キロはチト遠いなあ〜

 石徹白周辺は、昔々、薙刀山、野伏岳、小白山、大日岳、天狗山、を滑りましたが、今回は水後山と毘沙門岳です。
 ちょこっと登っただけでお恥ずかしいんですが、まあ読んでください。

【山  域】 両白山・大日岳周辺・水後山
【日  程】 95/04/13
【コース 】 桧峠と石徹白の中間にあるウィングヒルズスキー場からピストン
【天  候】 快晴
【メンバー】 2FU、山太
【地  図】 20万/岐阜 2.5万/石徹白

 岐阜で停滞に巻き込まれ、やっと2時前にスキー場に到着。あせる気を押さえて、途中で仕入れたざるそばをすする。
 明日登る本命の毘沙門岳の足慣らしに、どこかで少し滑ればと思っていたのだが、このスキー場のゴンドラが動いているとはラッキー。水後山に登ることにする。
 ちなみにミズゴヤマだと思っていたら、スイゴヤマでした。(^_^;

 ゴンドラで登れば8分、歩けば1時間かかるで〜と、係のおじさんに言われる。勿論8分で登る。ゴンドラから1時間ほどの行程らしい。

 久々のシールの感覚、真っ青な空、真っ白い雪、冷たい風、気持ちええなあ〜気持ちええなあ〜と、つぶやきながら板を滑らす。おお!雪虫、春だなあ。
 雪尾の道はシールにはちょうど良い傾斜。淡々とした登りで、苦労なく水後山に到着、その向にある1,666mのピークがいやに立派で、水後山が霞んでしまう。三角点があったり、地図に名前のある山は得じゃわい。

 御岳山、乗鞍岳が見えるが、なんと言っても願教寺山から小白山に連なる山々の山容が素晴らしい。思い出深い山々だ。
 今回は山スキー2シーズン目、ゲレンデで熱心に練習をしている2FUさんのデビュー戦だ。練習の甲斐あってなかなかリッパ!。慎重さは歳相応。(^_-)

 【山  域】 奥美濃・福井岐阜国境・毘沙門岳
 【日  程】 95/04/14
 【コース 】 桧峠の白鳥白山スキー場兼ゴルフ場からピストン
 【天  候】 曇り後雨 山頂雪
 【メンバー】 2FU、山太
 【地  図】 20万/岐阜 2.5万/石徹白

 天気予報では下り坂、またか〜と思いながら、駐車場にテントを張る。以前に一度この毘沙門岳にチャレンジしたことがあるのですが、雨で敗退した経験があります。
 雨が降るまでに出来るだけ登っておこうと6時に出発、気合いが入っている!。

 スキー場はもう閉鎖で、ゴルフ場に変身のため除雪をしている。まだまだ十分滑れるのにもったいないなあ〜。
 誰もいないスキー場をシールで登る、雪が締まっているし広いし快適快適!。曇っているが展望も良いし、暑くなく寒くなくこれまた快適。
 40分ほどでリフトの頂上に到着。ここから雪尾の上を利用することになる。
 地図を見て1,201mのピークの右を巻くか左を巻くか考えていたが、北側はヤブ、南側は雪尾が張り出していてその下は雪がまだら。やっぱり尾根を忠実に登るしかない。
 1,201mから雪尾を落ちるように滑り下りてヤブの中を滑る、こう言うのは結構得意だ。
 次の小ピークから尾根が細いので西側の谷を登る。ここはべったり雪が付いていて登るに連れて傾斜が増してくる。最後はターンを繰り返しながら階段登り。転倒すれば谷底まで滑落しそうな傾斜。恐い〜 やっこらさ、尾根に乗っかり、10分ほどで頂上。\(^O^)/ 8時10分到着。

 天気は悪いが白山周辺の展望はハッキリ、奥美濃の山々は遠望が利かない。登頂を満喫していると、雪が降ってきた。とうとう崩れてきたなあ。
 8時45分滑降開始。忠実に登ってきたルートを下る。今日のメインである標高差120mの谷の滑降は、スタイルは別として無事滑降。まっま、こんなもんでしょう。駐車場まで約1時間の滑降でした。

            〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 Santa!》

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