大川口より行者還岳


 大峰山の行者還岳に92年3月26日登ってきました。

 あいにくの雨で、高校野球の開会式も中止になってしまいました。
 昼から上がるだろうと思っていたのですが、逆にだんだん強くなる始末です。

 車でしたが、いつものように大和高田周辺で道に迷い、ちょっとロス。天川村川合に着いたのが10時です。

 川迫川渓谷は奇岩がゴロゴロしている河原で、ちょっと面白い風景です。途中の御手洗淵は、天気が良ければ訪れてみたい渓谷でした。ちょっとした観光地になっているようですね。

 大川口で行者還林道は閉鎖されていて、4月30日まで通行止めと書かれていました。ここから関電巡視路を通り登る予定です。
 関電巡視路と云うのは、関西電力の送電線を見回るために整備されている道で、何処へ行っても結構良く整備されています。

 10時40分に歩きだす。釣り橋を渡りすぐ急登になり、喘ぎながらの登りです。雨と霧で何も見えず只々登るだけ、梯子道が多く、ツルツル滑って恐い。
 12時20分天川辻と云う峠に到着。
 すぐ非難小屋があり、昼食だけはゆっくり雨をしのげる事が出来ました。

 ちょっと縦走路から外れて、行者還岳のピークに立ったのが1時半です。
気温1度、窪地に雪が所々ありましたが、道には雪はありません。
 相変わらずの雨とガスで展望皆無です、もっとも天気が良くても、頂上の木の生え込みでは、何にも見えそうもない様子です。

 帰路はもと来た道を引きかえす。段々雨は強くなり、とうとう一日中傘の離せない山行でした。(^_^;)

 今回初めてCASIOの時計の高度計を持って行きました、結構面白い物ですね。

            〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 Santa!》


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