雨雨降れ降れ豊能の山々
【日 程】:1995年7月20日(木)
【山 域】:北摂
【山 名】:天台山 () 640m 3等三角点
光明山 () 639m 三角点なし
妙見山 () 660m 4等三角点
【ルート 】:余野→北の谷→天台山→光明山→清滝→妙見山→新滝→妙見口
【天 候】:曇り一時雨
【メンバー】:ファイヤーマン 山太
天気予報では前夜から雷を伴う大雨と言っていたが、先ほど通り雨があっただけでまたやんでいる。私達の予定には「雨天・・」とか言う言葉がない。
「晴雨不問」なのです。
阪急茨木市駅からのんびり走るバスに乗って10時40分余野に到着。途中まで10人ほどの学生グループが乗車していたが、青少年野外活動センターで降りたあとは、私達だけの貸し切りだ。
バス停には立派なハイキングコースの看板があった。今回のルートは地図を見ながら考えたのだが、地元では高山コースと命名されていた。
女美尾橋から北の谷の村へと歩く。雨上がりのアスファルトは案外涼しい。ファイヤーマンさんがズボンの裾を汚さないようにとショートスパッツをつける。山太もズボンを汚さないようにズボンを脱ぐ。(^_^;
短パンにはきかえて壮快壮快。実はこの短パンは水泳パンツなんです。ザックの中身は全てポリ袋に入れたし、雨対策も万全!。すずのこさんの言うワイパー高速回転の雨が降ったらなあ〜、なんて変な期待。
◎天台山へ
ほとんど車の通らないグニャグニャ道を、左右に渡りながら出来るだけ短く歩く。
11時半頃天台山と光明山の峠らしきところに到着。道路の左側のコンクリートの側壁の端に踏み跡がある。道標はまったくないが、たぶん此処だろうと生えこんだ草の中へ突っ込む。
すぐによく踏まれた道になる。道路が出来るまではハッキリした道だったのでしょうが、道路で寸断されたようだ。
しばらく暗い植林の中の道を歩く。フウフウ言いながらの登りが楽になり、「もう頂上かな?」と思っているうちに下りだした。ちょっと行き過ぎたよう。
(^_^; 引き返す。
途中の分岐を見過ごしたようです。すぐに明るい天台山の頂上に到着。余野の方が開けているが、ガスのため展望はダメ。
今日は質素におにぎりとパン。ビールもない。(^_^; これには理由があるんです。
この山行が終わってから、関西定例会に行って、山口さんよりディスクトップのパソコンを譲り受け、背負って帰ることになっている。
いつもの日帰りのザックに、大型ザックを突っ込んできたので、山での贅沢品を持ち込むことが出来なかったんです。
12時の報せは近くのお寺の鐘が鳴る。なかなか風流なもんだ。展望もない、食うものも飲むものもない。長居は無用とすぐ下山。
◎光明山へ
しばらく道路を歩き、適当なところで右の薮の中へ。すぐ植林の仕事道が見つかる。この道は光明山のピークをトラバースしているようなので。この辺だと思うところで高みへ突っ込む。周囲が明るくなって頂上に到着。
やっぱり西の方が開けていて微かに余野の町が見える。ここは三角点がないが、小さなプレートが一枚。
ここでも案外涼しく、夏のアルプスのようだなあ〜となぐさめ合う。(^_-) 下山は方向を北東に決めて、植林の中をダダダッツと下る。最後は急斜面だったが、木にぶら下がりながら道路へ出た。
ポツリポツリと雨が、おお!来たな。でもへなちょこ雨はすぐにやんでしまった。
◎妙見山へ
清滝までは下り、そこから妙見山の登りとなる。妙見山は立派な町だ。郵便局もある。でも今は閑散期なのか店は全部閉まっているみたい。とにかく神社には目もくれず三角点を探す。これってピークハンターの癖。
もう一度商店街?に立ち寄り、人が居そうな店の戸を開ける。「冷た〜いビール有りますか?」 ^^^^^^^^
「はい!」とおじいさんが出てくる。「350円じゃ!」 プシュ〜!。「おいおい、注文が違うじゃないか。注文したのは冷た〜いビールだぞ!」とは言わなかったが〜。(^_^;
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上杉尾根道は広い駐車場の端から下っていると聞いて、駐車場の中に入る。
駐車場の入り口には数台の車が停めて有ったが奥の方はガラガラ。 駐車場の端を歩きながら道を探す。一台の車が離れて停まっている。道を探すふりをして近づいていく。ちょっとだけアベックの楽しい時間を邪魔してやった〜。(^_-)
上杉尾根は生え込んでいる〜。少し下りかけたが、ビショビショになりそう。
この道を下るのはやめよう!、とさんと気が合う。すぐさま谷道に変更。
こちらはコンクリートで固められた、しっかりし過ぎた道。
ときどき薄日が射して、暑くなってきた。汗ビッショリになって妙見口駅に到着。2時50分。今度は冷えたビールにありつけた。
◎公衆電話の電話帳で銭湯を探す。
一件目は本日休業。電話で確かめて良かった〜。池田駅の近くの銭湯でさっぱり汗を流し、関西定例会に参加したのであります。
〇~~/\/\~~/\~~ 《 山太 Santa! 》