丹波の気になる山(虚空蔵山)


 JR福知山線藍本駅をすぎると右手に立派な山が見える。そんなに高い山ではないが、一度は登りたくなる気になる山だ。

【日  時】1996年07月11日(木)
【山  名】虚空蔵山() 596m
【山  域】丹波
【天  候】晴れ
【メンバー】MANGO さん 山口さん 山太 
【コース 】藍本駅10:30→12:00虚空蔵山2:00→3:30藍本駅

 藍本駅を出て少し南に歩いたところに酒垂神社があった。神社の前にある蘊 蓄をデジタルカメラに収めて、パソコンに取り込めば、今読まなくても済むな あ〜、と言いながら、全然読まずに通り過ぎる。この酒垂神社の裏山から虚空 蔵山を目指すというのだ。
 少々生え込んでいるが道はしっかりしている。小さな沢を登ると数分で尾根 に登り着く。この尾根の下には舞鶴自動車道の藍本トンネルがある。

 トップは新しく靴を買ってルンルンの山太、その後ろにコンコンと咳をしな がらMANGO さん、最後はそのお尻を見ながら歩く山口さん。二人が遅れて見え なくなっても相変わらず、山口さんのよく通る声だけは先に届いてくる。
 MANGO さんは体調はよくなったといっていたが、コンコンとかわいそう。山 口さん蜘蛛を吸い込んだらしく同じようにコンコン。

 真っ青な空が広がり空気もカラッとして気持ちがいいなあ〜。丹波の山々の 遠望も素晴らしい。
 ちょっと汗をかいた頃、藍本トンネルの北側から来ている登山道に合流し た。こちらは綺麗に整備されて道も広い。木陰の道は結構涼しい。

 虚空蔵堂、こくぞうどうと舌がもつれそうな名前のお堂の前でしばらく休憩。
広い庭を持つ立派なお堂だ。お堂の右からちょっと急な道を登ると、立杭陶の 郷からの道と合流。この立杭は日本六古窯の一つがあるらしい。

 「虚空蔵山11合目」あれれ?。突如出てきた道標にもう頂上を通り過ぎた のかと思わせる。しばらく歩くと今度は12合目。おいおいどこまで続くんじ ゃい。
 最初に見た看板が11合目だから良かったが、8合目、9合目、と楽しみに 登ってきて、10合目、11合目と続けば、「おまえ!なめてんか!」(--;) と言いたくなるだろう。

 頂上まで後一歩というところに、丹波岩という天望抜群の岩があった。六甲 の山並み、大船山に有馬富士そして山口邸と、現地のガイドの説明を受ける。
 もう梅雨が明けたように澄みきった空と大パノラマ。\(^O^)/
 ちょうど12時のサイレンが鳴る。

 頂上にはベンチとテーブルがあって抜群の宴会場だ。ちょっと日当たりがき ついが真夏のようにメチャメチャ暑いほどでもない。
 各自好きなモノを食べて、ビールとビールと白湯で乾杯!。○缶パーティー なんぞ人のアイデアを盗んだりして2時間たっぷり休憩する。

 これより先は今日のガイドの山口さんでも知らないルートだ。虚空蔵山から まっすぐ北に下ると尾根が分岐している。左は尾根通しで道標には草野駅と書 いてある。
 東に曲がってかすかな踏み跡を408mまで下る。オットット、また道が無 くなっているのに気付かずちょっと迷う。でもすぐ修正、よかったよかった。
 炭焼の釜跡があったり、古い堰堤池があったりなかなか楽しい。

 山から下りてくると、舞鶴自動車道の巨大な高架橋がそそり立っていた。
3時半下山。

 コンコンと咳をしながら、気ままな平日登山隊に付き合っていただいたMANGO さんありがとうございました。また行きましょう。

 お仕事中の途中に抜けてガイドしていただいた山口さん。ありがとうござい ました。山から下りてまた仕事に行かれたんですね。

            〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 Santa!》

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