「近百」笠形山は早朝登山



【日  程】:1995年11月16日(木)前夜発
【山  域】:播州
【山  名】:笠形山() 939.4m
【ルート 】:林道登山口7:15→7:25天邪鬼の力水7:25→8:00笠形山8:30→ 9:00林道登山口
【天  候】:晴れ
【メンバー】:山太
【地  図】:20万図「姫路」 5万図「生野」 2.5万図「粟賀町」

 15日夜、10時半藤井寺しゅっぱ〜つ。中国道の滝野社を降りて北上。快 調に飛ばして門村に到着。あれ?千ヶ峰登山口。ちゃいまんねん。笠形山に登 りまんねん。まっすぐ走っていたら大屋に着くと思っていた〜。(^_^;

 それからもさまよいながら、やっと大屋に到着。パルプさんの指示通り橋を 渡りまっすぐの林道を走る。あったあった三叉路が。時はもう真夜中の1時。
ダートは明日にして車の横にテントを張って,持ってきたアテで一人でささや かな宴会。1時半消灯。(--) ZZZZ

 16日、6時半に目が覚める。もう結構明るいなあ〜。すぐテントをたたん で車を走らせる。
 ダートの道は一旦登ってからどんどん下る。おっかしいなあ?間違ったかな あ〜と思った頃に笠形山の登山口があった。ダートに入って約4キロ。

 登山口からしばらくは谷道の植林の中、この辺の樹齢は5〜60年は経って いるだろう立派な杉の中だ。10分ほどで「天邪鬼の力水」と言う水場。これ を過ぎると谷から離れ、植林帯から抜けた。見事な紅葉、黄葉、朝日に光って 素晴らしい。
 しばらく急登を辛抱すると尾根に乗っかった。落ち葉の絨毯、紅葉のトンネ ル、広い道、朝日が燦々、お早うさん?。何処かで聞いたような〜。

 「龍の背」尾根に板状の岩が点々、なるほど龍の背か、ほんの少しだけどね。
その上には「立岩」。板状の岩が石碑のように立っている。そこにこんな案内 がありました。

         天邪鬼の晩岩

     大昔、笠形山にアマンジャクがいた。
    笠形山から中町の妙見山に、橋を架けるため
    橋脚を立て橋板にすべく岩を板状に切り
    いよいよ架橋にとりかかる段取りとなったとき
    東の空が明けかけた
    アマンジャクは、夜だけの生物で太陽が昇ると
    駄目になるので残念ながら、この大架橋工事は
    橋脚を立て、橋板を切って準備OKという
    ところで夜が明けてしまったというのである


 霜柱がぎっしりの山頂は、屋根のある展望所が2軒有り展望抜群。こりゃ素 晴らしいわ〜。コーヒーを湧かしベンチで朝食。極楽極楽。
 下山は元来た道を引き返す。

 林道は結構手入れされているので、抜けられるかも知れないと北へ走ってみ る。地図ではゴルフ場に通じているのだが〜。
 途中で鋭角にゴルフ場に降りられそうな道があったが、通行止めの標識。し ばらく歩いてみたがかなり荒れている様子。私の車じゃあ無理だな〜。元の道 をもっと北へ走ってみる。ああ、工事中で通行止めだ。
 結局笠形山の登山口より4〜5キロほど走ってみたが結局引き返す羽目にな ってしまった。無駄無駄無駄。

            〇~~/\/\~~/\~~ 《 山太 Santa! 》
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