粟鹿山から有料の遠坂トンネルを抜けて大屋を目指す。若杉高原おおやスキー場に着いた頃はもう真っ暗になっていた。
ジュースの自動販売機の明かりがやけに明るい。駐車場の隅を拝借して草地にテントを張った。
空は満天の星空、天の川が見える。数年間お目にかかったことのない時期もあったが、今年はもう何回も見ている。これもFYAMAのおかげかな。
【日 程】:1995年11月17日(金)前夜発
【山 域】:但馬
【山 名】:藤無山 1,139.3m 2等三角点
【ルート 】:スキー場駐車場6:30→6:50リフト上6:50→7:50藤無山8:30→ 9:20スキー場駐車場
【天 候】:晴れ
【メンバー】:山太
【地 図】:20万図「姫路」 5万図「大屋市場」 2.5万図「戸倉峠」
ゲレンデを直登して一番上のリフトまで登る。草原のゲレンデは、10センチほど雪が降れば滑れそうなくらい、綺麗に手入れされている。今朝は相当冷え込んだのか、霜で真っ白だ。
リフトの終点から道は林の中に入り、しばらく尾根を登ることになる。途中で道谷の方からのルートだろうと思う道があった。道標はなかったが綺麗に刈り込まれていた。
一時尾根から離れてトラバースする所もあるが、踏み跡がしっかりしてるので迷うところはほとんどない。所々展望はあるが、おおむねが植林の中の道。
このあたりはかなりの積雪があるだろうから、山スキーでも面白いかもしれない。でも薮スキーかな?。 山頂に近づくにしたがい雪が残っている。
11月の2日頃に雪が積もったというニュースを聞いていたので、たぶんその時の雪だろう。
雪の上には踏み跡はまったくない。それから誰も歩いていないと言うことは、あまり人気のない山かも知れない。
頂上の積雪は10センチほど。一等三角点の測量杭の横には三角点の石。「あれ?ちょっと小さいで〜。」石は二等三角点でした。白い測量杭の字は誰かのいたずらで“二”の上の線が消され、ぱっと見れば一等三角点のように見えます。パルプさん、だまされたようですね。(^_-) 座る場所が無いので、立ったままモーニングコーヒーとパンをかじる。氷ノ山がでっかい。
この山頂は、他から登ってくるルートはまったく見あたらなかった。私は同じルートを引き返す。
スキー場ではリフトの点検だろうか、リフトが動いていた。乗りたいのをぐっとこらえて、みじめにゲレンデをポクポクと下る。
駐車場に戻り大店開きをして、テントやシュラフを乾かしながら、帰る用意をしていました。
〇~~/\/\~~/\~~ 《 山太 Santa! 》
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