「近百」東床尾山は酔いざましの山


 ビールと焼酎、そしてアテを仕入れ、出石町から山越で糸井渓谷に入る。山越えはちょっと遠回りだったかな?
 竹ノ内を過ぎると地道になった。これより奥は人が居ないと思うと、不安でもあり安心感もある。矛盾!。
 
 天然記念物、糸井の大カツラは主幹は朽ちてしまい、周囲の副木がまるで王冠の様に茂っている。
 中に入れば檻に閉じこめられたようになり、子供の遊び場にもってこいだが、「熊蜂の巣がありますので、危険ですから入らないで下さい。」と書いて有る。
嘘か誠か、ニクイねえ〜。

 大カツラの広場にテントを張り、宴会の準備が出来た頃、ちょうど日が暮れた。今夜はじっくり孤独感を味わおう〜。

【日  時】1996年05月17日(金)
【山  名】東床尾山() 839.1m
【山  域】丹波
【天  候】晴れ
【メンバー】山太 単独
【コース 】大カツラ5:15→6:00床嶺の家6:05→6:15東床尾山6:20→6:40大カツラ

 少々飲み過ぎで頭が重いが気持ちのいい朝だ。今日も良い天気。ガンバレ!。

 堰堤の右側から登山道がある。頂上まで1.3キロだ。道は結構ハッキリしている。しばらく沢筋の道だが、水が無くなる頃から左へトラバース気味に登っていく。

「こんなに西に向くとはおかしいなあ??。」

何て気付いたときはもう遅い。ひょっこり尾根に上がってしまった。あまり道が良かったので、地図もコンパスも見ないでホイホイ登って来たのが失敗だった。
 尾根には「床嶺の家」というログハウス風の避難小屋があった。ここはひょっとして西床尾山??と思ったが、そんなに歩いているわけがない。
 どうやら東床尾山から西にふたつ目のピークに上がってきたようだな。

 周辺は綺麗に刈り込まれ。落葉樹の植林もされている。残念ながらその落葉樹の苗木は全て新芽が食べられていた。ネットでもかぶせにゃ〜。

 東床尾山の山頂が見えるので安心して稜線を歩く。ハッキリした登山道があるので歩きやすい。次のピークにも小屋があった。中を覗くと、テレビに重油ストーブに布団。ごめんなさいよその家を覗いちゃった。(゜)\
 どうやら伐採の為の宿泊小屋らしい。誰も居なかったので良かった。

 東床のを山の頂上は、360度の展望。板を敷き詰めた台はヘリポートのようだ。今日も快晴なれど遠望利かず!。

 下りはまっすぐ南に下る。これが本来の登山道らしい。どうらや私は途中で分岐を見落としたらしい。

 近百92座目

            〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 Santa!》
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