羽束山をひねって登り、伸ばして下る

 羽束山はすなおに登れば30分そこそこの里山なんですが、丸一日楽しんできました。

【日  時】1996年09月19日(木)
【山  名】羽束山()524m
【山  域】北摂
【天  候】晴れ
【メンバー】こまくささん ファイヤーマンさん 助役 山太
【コース 】木器山田→西峰→羽束山→香下→普明寺橋→千刈ダム→道場駅


 三田駅らバスに乗り、木器(こうづき)で降りる。
 稲穂が頭を垂れ、稲刈りが始まろうとしている。土手には彼岸花がニョキニョキ、五分咲きっと言ったところだろうか。

 今日のメンバーはファイヤーマンさんとこまさんと山太、平日登山隊の主要メンバーである。
 新興宅地の村から山に入る。登山口の道標など全くないが、まあこういう山では仕方がないなあ〜。
 しばらく谷沿いの道を歩いていると分岐があった。山頂への矢印は下る方に付いている?。よく見ると登りの方にも細く矢印がある。こんなところでだまそうとしてもダメよ。

 結構生え込んでいた道はここからちょっと良くなった。私達は山田から登ったのだが、木器の村から登る方がメインになっているようだ。
 回遊館ジンベイ鮫のヘリウム風船が、木に引っかかっているのを見つける。今日のお供として、ファイヤーマンさんのザックにくくられフワフワ下山まで漂うことになる。
 最後の急登をグイッと乗り越せば、羽束山と西峰の鞍部に登り着いた。ここですんなり羽束山に登らないで、西峰をピストンするんだ。

 お〜お、こんなところにも登っている変人もいるんだ。一応登った山の数に入れておこう。(_)φ""
 鞍部まで引き返して羽束山の道を登る。こちらはいい道だ。ちょうど12時頃頂上に到着。山頂にはお寺の本堂や釣鐘があって、この山全体がお寺の境内なんだな。

 居ました居ました、助役が〜。もしやしてと思っていたが、やっぱり仕事の合間に登ってきてくれました。
 助役から頂上周辺の展望台や見晴の良いところを、我が庭のようにの案内を受け、恒例の頂上宴会が始まった。
 まずはビールで乾杯、色々持ち寄ったアテを出し合い、もっぱら話題はインターネット。 山太はアルコールバーナーを取り出し、風防も持ってきたしラーメンを炊こう。あれ?ラーメンがない。どうやら忘れてきた様子。
 山でラーメンを食べるって難しい。コンロ、燃料、コッフェル、水、ラーメン、このどれ一つが欠けても食べられないのだ。(--;)  助役にラーメンを恵んでもらう。じゃあ半分だけよばれます。と言っておきながら美味しかったので、全部食べちゃった。m(_ _)m

 SUMIEさんから電話があり、もしかして彼女も登って来るかなあ〜、と期待していたが忙しいらしい。でも夜の電撃には来てくれるそうだ。
 2時間ほどのんびりして、表参道の階段道を駈け下る。こちらの道は手入れされた良い道だ。
 2時半下山、ここで助役と別れ、私達は道場駅まで歩くことにする。
 普明寺の橋を渡り、これから千刈水源池の湖畔の遊歩道だ。な〜んて思っていたらこの道はまったく予想以上に素晴らしい道だった。(^_^;  踏み後ははっきりしていたが倒木が多く結構ヤブで、延々と続く林の中は展望もなく、ひたすら歩け歩け歩け。 歩く順番は年功序列。こまさんは元気良くひた走る。ちょっと遅れて山太が必死に後を追う。その後でちょっと遅れてファイヤーマンさんが続く。
 ファイヤーマンさんは六甲全山縦走のトレーニングだからしっかり歩いてもらわにゃ。
 長い長い山行も終え5時過ぎやっとの事で道場駅にたどり着く。ふ〜、疲れた。

            〇~~/\/\~~/\~~ 《囲炉裏 山太 Santa!》


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