大峰南部、笠捨山と上北山温泉


 あめのうおさんの和佐又山報告を読んで、そや、五色温泉に入りに行こう!。
なら〜、何処に登ろうかと考え、近百の笠捨山を選びました。
 近百77\(^O^)/  ところがどっこい、最初の目的が〜、どないなってしまったんでしょう。

 【日  程】:1995年7月13日(木)
 【山  域】:大峰南部
 【山  名】:行仙岳 1,226.9m 3等     笠捨山  1,352.3m 2等
 【ルート 】:R425 白谷トンネル東側→行仙岳→笠捨山 ピストン
 【天  候】:晴れ、
 【メンバー】:山太単独

 5時40分出発。途中コンビニに寄ってざるそばと氷一袋を買い込む。今日はギンギンに冷えたビールを頂上で飲むんだ!。
 ビール、ポカリスエット、ざるそば、そして氷を断熱シートにくるみ、プッチンマット?(何かわかるでしょ)で包みザックに入れる。
 ガッチリシートベルトを締めて、何度も通った吉野川添いの道を突っ走る。朝は気持ちがいい!、と言いたいが〜、道は空いていて気持ちがいいが、早起きはしんどい。

 藤井寺→竹内峠→御所→下市口→和佐又口→下北山村

 8時30分、下北山村浦向に到着。
浦向からR425を20分ほど歩いたところに笠捨山登山口があるはず。だが、ゆっくり車を転がして探したがそんな道標は見あたらない。
 地図から考えるともうとっくにその分岐は通り過ぎている。まっいいか、一応白谷トンネルまで行ってみよう、そこから道があれば儲けもんだ。道がなければヤブを漕いで登ってもいい〜。そんなことを考えながらどんどん登って行く。なんのなんの、険しい山肌はとうていヤブ漕ぎで登れるようなところではない。

 トンネルの手前で道みっけ。NTTの無線塔が行仙岳の頂上にあるので、その作業道らしい。今日はこれを使わせてもらおう。トンネルの手前にはいくらでも車は停められる。
 8時50分スタート。鉄の階段は急登や〜。ほんで暑い!。行仙岳のホンの少し南側の縦走路に登り着く。9時35分。
 一段下りたところにアンテナの施設があるが、頂上は自然のままなのでほっとした。奈良百名山のプレートがあった。蠅がうるさい。10分ほど休憩。
 行仙宿小屋はしっかりした造りで中もきれい。避難小屋として解放されている。水場は10分ほど下らなければないらしい。ちゃんと浦向からの道もある。やっぱり車で通っただけでは見落としたんだなあ〜。(帰りに浦向の登り口を探したら、飯場小屋から20m程上流に川を渡る橋がありました。でも全く道標はありませんでした。)

 縦走路はよく手入れされていて、短パンでも大丈夫。でもアブに3カ所も刺されましたけど〜。(^_^;  結構アップダウンがあって疲れる。展望はほとんどないがその分木陰で涼しい。展望のいいところに来ると目茶暑い。ほんまええ天気になりました。
 11時05分頂上に到着、残念ながら展望は無し。シートを広げて大休止。まだ氷は沢山残っていて、ギンギンに冷えたビールは抜群にうまい。うまい! ざるそばもよく冷えて最高。夏はちょっと重くてもこれにしよう。\(^O^)/ ここでも蠅がうるさいし、アブが襲ってくるのでゆっくり昼寝をしていられない。で、何をしてたかと言うと、アブをやっつけると蟻が巣に運んでいく。それが面白くって、せっせと餌取りを〜。12時30分まで休憩。

 笠捨山東峰にも立ち寄る。こちらにはマイクロ反射板があって北と南の展望が開けている。早速、山座同定。北にひときは目立つのが中八人山。
 一昨年、沢から中八人山に登り、下山に使う登山道が見つからず、夜通し沢を下り夜明に下山した。思い出に残る山です。(^_^; 結構かっこいい山なんだ。 南は全く見知らぬ山ばかりだった。
 今回はピストンだ。さあ下りや!、と思ったが帰路も結構登りがある。来るときこんなに下ったかなあ〜、と思いながらやっとの事で行仙宿小屋。1時半。 冷えたポカリスエットの缶を開ける。うめ〜!。頭が痛くなるほど冷たい。氷はまだ少し残っている。小屋で寝っころがって、額に氷の袋を乗せる。これは冷たい、きつすぎる。

 小屋で10分ほど休憩して、また行仙岳の登りとなる。下山道の分岐1時55分。そして登り口2時20分でした。
 十津川の方に回っても良かったが、今回山行の本来の目的、五色湯に入るため、R169に戻る。
 国道沿いにあったのは上北山温泉だ。入之波温泉の五色湯に入るか、ここにするか迷ったが、こんな南まで来る機会は少ないので、今回は上北山温泉でひと風呂浴びることにする。500円だった。
 露天風呂もあり最高。 と言うわけで、本来の目的の五色湯は入れませんでした。

            〇~~/\/\~~/\~~ 《 山太 Santa! 》
トップページへ 山旅帳目次へ