大峰前衛の山、観音峰と洞川温泉



 洞川温泉に車を停めてぐるっと周遊、日溜まりのんびりハイク。

【日  程】:1994年11月28日
【山  域】:大峰山
【山  名】:観音峰 () 1,347.4 3等三角点
【ルート 】:洞川温泉→観音峰登山口→観音平→観音峰→法力峠→五代松鍾乳洞
       →洞川温泉
【天  候】:晴れ時々曇り
【メンバー】:山太単独
【地  図】:エアリアマップ大峰山

 朝8時、洞川温泉の広い駐車場に車を停めて、山上川の車道を南に歩く。左岸に御手洗渓谷遊歩道があるようだが、何処から入るのか分からなかった。今朝は結構冷えたようで日陰は霜でびっしり。

 30分ほど歩いて観音峰登山口に着く、ちゃんと道標があるので間違いっこがない。山道に入ってすぐ道が二つに分かれている、右に行けば御手洗渓谷、左に行けば観音峰だろう、そうそう確か地図ではそうなっていた。
 おにぎりを一個食べて、迷わず左の道を登り出す。でも結構道が怪しいなあ〜、何て思いながら消えたりハッキリしたりする道を登っていく。これはちとおかしいで?と思い、そこでやっと地図を見る。

 ありゃりゃ、道は観音峰谷の左岸にあるはずなのに、右岸を登っているわ〜。これは仕事道だわ、完全に取り付きから間違っている。(^_^; ああ、30分も準備運動をしてしまった。

9時10分、もう一度登山口からやり直し、御手洗渓谷の方に少し歩くと、観音峰への道標がある。綺麗に手入れされた立派な道だ。なーんや、まあ一度は道を間違わなければ気が済まない山太です。(^_^;

 植林の暗い急登の道をぐんぐん登る。植林から雑木林になり、明るくなった頃に観音平に着いた。10時ちょうど。石灰質の岩がゴロンゴロン、南には弥山がよく見える。祠があり明治時代の石碑もある、この道も昔から栄えていたんだろう。屋根だけの簡単や非難小屋がある、雨の時は使えそう。

 観音平からはススキの尾根で気持ちがいい、稲村ヶ岳とその隣の大日山が抜群によく見えてきた。休憩しようかなあ〜、いや観音峰の頂上まで行こう。
 ところが残念ながら観音峰の頂上は潅木の中で良い休憩場所とは言えない、残念。10時40分。三角点をさわっただけで、早々に立ち去る。

 観音峰の次ぎのピークで、稲村ヶ岳が見える適当な草地を見つけたので、ちょっと早いが昼食にする。ビールを飲みながらのんびり11時から1時間も休憩をしてしまった。

 ちょっと寒かったのでフリースを着込んだまま歩き出す。でもやっぱり登りは暑い。時間はたっぷりあるので、汗をかかないようにのんびり歩く。もうすっかり落葉してしまった林は、結構生え混んでいるが歩きやすい。
 ちょっと思案するような所は、テープか法力峠への矢印があるので安心安心。

 逆コースを取れば、アップダウンを繰り返して尾根の頭が観音峰になるので、山に登った実感がわかないかも知れない。やっぱり私の登ったコースの方が良いですよ。

 1時に法力峠にたどり着く。さすがここからは大峰登山のメインルートだから、バイクでも通れるような立派な道だ。
 五代松鍾乳洞は平日なので休業、鍵が掛かっている。

 2時に洞川温泉に帰り着く。結局登山者とは1人も会わなかった。洞川旅館街もひっそりしている。観光客も見ることはなかった。

 共同温泉は11時から8時まで、水曜休業、大人510円。極楽極楽!。

            〇~~/\/\~~/\~~ 《 山太 Santa! 》
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