雨を求めて櫃ヶ岳、栃ヶ山



たまには「雨の山を歩きたい!」って思いません?。ヤブ漕ぎも少なく、雨の楽しめる低山を歩いてきました。でも残念ながらあまり降りませんでした。

【日 時】1996年06月14日(金)
【山 名】櫃ヶ岳(ヒツガタケ) 781m 栃ヶ山(トチガヤマ)809M
【山 域】大峰前衛
【天 候】雨
【参加者】山太 単独
【コース】やすらぎ村9:30→貝原9:50→10:50櫃ヶ岳11:10→栃ヶ山12:00→
     黒木13:00→13:40やすらぎ村

 車をやすらぎの村の駐車場に止めようとしたら、村入料 310円って書いてある。今日は平日なので受付には誰もいない、でも他のところに止めよう。

 丹入川沿い、善徳寺登り口の広場に車を停めて歩き出す。しばらくは車道歩きとなる。なーんだまだまだ車で登れるんだ。と思ったが、いやいや私は歩きに来たんだよ〜。
 残念ながら雨は降っていない。蒸し暑いなあ〜。雨雨降れ降れ母さんが〜(童謡)じゃなく、雨雨降れ降れもっと降れ〜(演歌)、だわ〜。

 谷筋の道から100m程登るとグンと視界が開け、周辺の山並みが見える。ポツポツと民家が見える。わ〜すごい、あんな高いとこまで住んでいるんだ。
 その一軒一軒に車道が付いている。車道が出来る以前から民家はあったのだろう、昔の人は大変だ。

 櫃ヶ岳の道標は全くないが、適当に枝分かれしている道を高みへと登っていく。とうとう間違えて民家の庭に入ってしまった。
「ここから山に登れますか〜」ちょうどおばさんが野良仕事をしていたので道を聞く。
「道は悪いが登れるよ」と山間を指さした。

 畠の中を歩かせてもらい山に入る。道はしっかりしていたが、本来の登山道ではないようだ。いたるところに入山禁止の木札が見える。ここも松茸山らしい。あのしつこい看板から考えて、秋は入山はやめておいた方がよさそう。

 尾根に上がると古い林道とその突き当たりに社があった。あづまや、と言われるところだろうか?。
 このあたりは林道が幾つも交差していて、まったく難しい。何度も間違いながらやっと櫃ヶ岳に到着。頂上の社まで林道が通じていた。期待していた雨も降ってきてランランラン♪。
 社の休憩所で、ビールをグビリグビリ。先週は奥美濃の千回沢山に登りに行ったのだが、残念ながら敗退で頂上でのビールが味わえなかった。今日はうまい。

 栃ヶ山までの道も林道だ。のんびりとワラビを採りながら、雨の水墨画の世界を楽しむ。
 栃ヶ山は登る人が少ないのかなあ〜、頂上のプレートは「松茸山入山禁止」と書かれていただけ。(^_^;

 林道は終点になり、長谷への道は山道になったがよく踏まれている。こちらの道も分岐が何回もあるが道標がない。出来るだけやすらぎ村の方に方向を定める。突如、民家の庭に出てしまった。

 舗装道路を下っていくと民家に入ってしまい、また登り返す。民家の庭も通らせてもらう。
 右往左往しながらも、最後はぴったりで、丹入川沿いの道を歩くことなく車に戻ってこれた。バッチリ!。

            〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 (snt) Santa!》
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