北八ヶ岳の北横岳・縞枯山へラッセル山行



【地  域】北八ヶ岳・北横岳(923m)・縞枯山
【日  時】2006年2月8〜9日(前夜発)
【天  気】8日雪・9日雪のち晴れ
【行  程】8日・ピラタスロープウェイ→北横岳ピストン→縞枯山荘
      9日・縞枯山荘→縞枯山ピストン→ピラタス山麓駅

スノーシューで遊ぶには北八ツが良いって。厳寒期だけど好天を期待して行ってきました。
久しぶりの小屋泊まりです。
残念ながら上では晴れることなく白い世界だったけど、二日とも私達だけで山を独占して新雪のラッセルを満喫してきました。そして縞枯山では−20℃の山頂を体験して満足満足。

 

帰路、諏訪SAから八ヶ岳が端から端まで見えました。手前の山がじゃまだけど蓼科山から編笠山まで全部快晴!

09:41 どこへ行くにも全くトレースがない。これが平日のええところなんだよなぁ〜。って思いながらチト不安。登山道のポールが有るのでまず安心。 10:51 三ツ岳への分岐。相変わらず凧さんのワカンが緩むって言っていたけど、結び方を変えたらその後は緩まない様子。 11:03 多くはないが雪は降り続き真っ白な世界。北横ヒュッテが見えてきた。宿泊者も小屋番も居ず凍り付いている。
11:33 北横岳頂上は風が強く−14℃。
三脚が飛ばされそうなので集合バンダナショットが撮れなく、急いで横岳ヒュッテまで逃げ帰る。
11:51 懲りない面々はビールで乾杯。缶の蓋に付いたビールが即凍る。
先ほど飲んだポットのお茶はを蓋に水分が残っていたのだろう、蓋が凍って開かなくなった。
12:35 坪庭に帰り着き、縞枯山荘の方に向かう。この辺は広くてポールがなければ完全に道を見失うだろうなぁ。
12:50 明日の好天を期待して早々に縞枯山荘で沈殿。自炊室は小屋の軒で風よけがあるって感じ。メッチャ寒い。 15:43 時間がたっぷりで持ち込んだ酒類が足らない〜。もっと担ぎ上げるべきだったと後悔しきり。小屋にはウィスキーなど濃いお酒が無いんだよなぁ。 17:33 ロールキャベツ・鯖の煮付け・ひじき・みそ汁美味しかったです。ご飯以外は〜。
07:14 朝、期待をして外を見ると、ああ〜真っ白、昨日と変わらない。小屋に設置してある温度計は−17℃かぁ。
昨夜は3パーティ泊まっていたが、私達が一番に出発。
07:24 今日も新雪でまたもや新雪のラッセル。
トレースの跡をたどって登るよりこの方がよっぽど楽しい。
今日はそんなに風がないので助かる。
08:04 1時間ほどで難なく頂上に到着。
デジタル温度計がどんどん下がっていく。
19.7、19.8、19.9、ってカウントダウン。−20℃だぁ〜。やったぁ!って証拠写真。
08:07 デジカメは手から離すと温度が下がるので三脚で撮影できるのか心配。でも無事バンダナショット撮影できました。 08:10 夏に訪れた見覚えのある山頂だ。やっぱり空も景色も真っ白だけど、もともと展望のない山頂だから諦めはつく。 08:29 下りはトレースのあるところはスノーシューでは滑って歩きにくい。急な斜面はテレマークのテクニックがいるのかなぁ?。
とにかくこけまくるので新雪を下る。これならすごく歩きやすい。
08:43 早々と小屋に帰り着く。この辺が向かい風で一番寒く感じた。宿泊客は誰も居ないのでゆっくりお茶させてもらう。 09:32 小屋の窓ガラスは綺麗な氷の結晶が昨日より成長している。もう下山するだけなのでのんびりして10時に小屋を出る。 10:10 天気は良くなってきて時々青空が出てきた。このままでは歩き足らないので、ロープウェイは使わずに歩いて降りることにする。
10:13 全くトレースが無く、印も見あたらない。適当に歩きやすいところを降りる。 10:34 ちょっとルートを外したかな。時には胸まで埋もれて身動きが出来なくなる。 10:43 半分ぐらい降りてきたところで、ゲレンデ横に道を見つける。
11:19 空は真っ青になり快適な下山。 11.32 山麓駅の駐車場横が登山口でした。 11.35 山麓駅でも15センチほどの積雪。