南紀・子ノ泊山をなめたら駄目よパート2


 【地  域】南紀
 【日  時】2004年12月21日〜22日
 【メンバー】凧さん、こまくささん、わかばさん、さじさん、山太
 【天  気】晴\(^_^)/
 【行  程】下和気→ケヤキ平→プレハブ小屋→林道終点→子ノ泊山→ピストン

 もう7年も前かぁ〜、良いテン場が有ったよなぁ。
子ノ泊山をなめたら駄目よパート1

あの綺麗な沢をもう一度見て、気持ちいいテン場で仲間と焚き火をして遊びたいなぁ。そんな気持ちで再び訪れました。

普通だったらピークコレクションの一つとして記憶の奥に仕舞い込んでいる山だけど、BAKUさんら沢の仲間が何度も何度も行っているので、いつまで経っても忘れない。

豪勢な焚き火をして、スキ焼き忘年会をしよう!。
わーい、焚き火だ!、スキ焼きだ!、忘年会だ!、って5人のメンバーが揃いました。
なぜかこのメンバーが揃うと楽しい出来事が起こる(^^ゞ。

14:43 (下和気到着)
1日目の目的は焚き火だけだからと、10時50分河内長野集合。平日隊は夜勤明けもあるからしんどいのだ。
新宮まで100キロ程の山間道路はドライバーの私にとって楽しいドライブだ。
ほぼ予定通り下和気登山口に到着。豆腐や生卵や野菜やで、アルプステント縦走のような重さ。それにビールやチューハイなども加わる。
15:28 (大岩をくぐったところ)
「平坦な道を小一時間でしょ。」
「ちょっとちゃうんやけど〜、大一時間かな(^^ゞ」

少し歩いて対岸に渡る、それは覚えていたけどもう最初から解らない。
結構早く渡ってしまったようだ。それでもテープに助けられて、大岩をくぐってその上を歩くチェックポイント通過。そうそう、こんな所有ったなぁ。
16:09 (丸太橋は今にも折れそう)
右岸に渡り、石組みの古道をしばらく歩くと急登になり枝谷に入っていく。
そして大回りしてスラブを越えるとBAKUさんらがケヤキ平と言っているテン場に着いた。
4時半

急いでテントを張り薪を集め宴会の用意、もうすぐ日が暮れる。
20:32 (忘年会で出来上がった)
大きな流木を引きずり集め、暖炉のような焚き火いじりに凧さんすっかり夢中。

山太流スキ焼きは、へぇこんな事するのぉ、そんなの入れないよぉ、ってみんな不思議がってたけど美味しかったでしょうか。不明(^_-)

ビールにチューハイに日本酒にそしてウイスキーで何次会までして、何時に寝たかは不明。
8:27 (ケヤキ平、さあ出発)
ぐっすり寝て、全員起き出したのが7時だった。チト遅かったかな(^^ゞ。
8時半歩き出す。ケヤキ平らか枝谷の道は右岸にあるのだけどかなり消えかけている。
沢から尾根を登るように高度を上げながら、立間戸の本流へと入っていく。
道は全く整備されていないようで時々解らなくなる。テープが無くなれば迷った思っても間違いない。
一度間違ってどんどん登ってしまったけど、そこにもテープが有るんだからやばいよなぁ。
10:06 (プレハブ小屋)
ちょっと危ないトラバース道を越えると綺麗なナメの本流に下りた。やっと目印のプレパブ小屋が見えたところでちょうど10時だ。

この後どうも思い出せない。しばらくゴロゴロの沢を登ったら谷が分かれている。そこから全くテープが見あたらない。
ネットから得た資料によると左沢の右岸に植林の作業道があると書いてあった。沢から植林が見えるのでそれを登ろう。
11:26 (植林仕事道の登り)
しばらくヤブを漕いで植林の中に入ったが、これがもう大変!。今年の台風で倒れたのでしょう、この倒木地帯突破にかなり時間を費やしてしまった。
やっと尾根に乗っかるはっきりした仕事道に出たのが11時。
11:45 (稜線には林道がぁ)
この仕事道を登っていくと林道終点に出合う。仕事道はすべてこの林道から付いているので、登山のためではない。3つほどのピークを越える。
12:01 (山頂より熊野灘)
子ノ泊山山頂に到着。時間はぴったり12時だぁ。3時間半も掛かってしまった。
尖った烏帽子が印象的だ。
12:03 (頂上には真新しい案内板)
桐原や浅里からの登山道はかなり整備されているようだ。
下りも不安だから早々に下山!、と言いながら乾杯やらで12時40分下山。
もと来た林道を歩きながら登山道を探したが結局見あたらず、登ってきた仕事道を下ることになった。
ふにゅ?「ここ、歩いてないよね。」

13:29 (谷まで下りて登り返し)
作業道は尾根伝いにどんどん下っているけど、登りはこんなに下らないで、尾根から谷に付いていたのに。
まあいいか、こんなに良い道だから登山道まで仕事道があるかも。
あまいあまい、植林が無くなると道も全く無くなった。しばらく下ると谷底が見えてきたので下りてみると、綺麗なナメの本流だ。その下にはすごい滝が落ちている。
14:15 (難儀な倒木帯通過)
左岸を探しても道は見あたらない。これ以上迷っていたのでは日没に間に合わない。
もう一度植林まで登り倒木の中を越える事にする。2時。
14:51 (やっとプレハブ小屋に戻る)
倒木帯をを越えてプレハブ小屋に戻ってきたのが3時、そしてケヤキ平4時。
15:48 (ケヤキ平に戻る)
早急にテントを撤収して下りだしたのが4時20分。
まだまだテープを探さなければ迷いそうなところがあるので、なんとしても日暮れまでには下りたい。日暮れとの競争だ。
17:18 (下和気に下山)
植林の中ではほとんど真っ暗と言っていいほど。やれやれ。
やっぱりなめたらあかん子ノ泊山でした。
ふぅ〜。
帰りは渡瀬温泉から五条までちょうど2時間の快走!でした。