岩湧の森から岩湧山へ


取り付きから急な“きゅうざかの道”
 
 昨日の新聞に「淡いピンクかれんな花」シュウカイドウ満開!と言う記事を見つけた。
 岩湧山にある森林公園「岩湧の森」で咲いているらしい。よし行くぞ!。藤ゆりをたぶらかして、久々の夫婦山行となったんです。

【山  名】 岩湧山(897.7m)
【地  域】 和泉山脈
【日  時】 2000年09月20日
【メンバー】 山太 藤ゆり
【コ ー ス】 岩湧の森→岩湧寺→きゅうざかの道(兼松新道)→岩湧山
       岩湧山→五ツ辻手前→いわわきの道→岩湧寺
【天  気】 快晴

 私の昭文社の地図(昭和61年版)にはそれらしき岩湧の森なぞ無い。こんな時に便利なのはインターネット。YAHOOで“岩湧の森”と検索したら一発で出てきた。最 近はガイドブック要らずだ。

 河内長野から神納を通り、岩湧の森まで一直線、迷うところもない。第一駐車場まで上がり車を止める。まだ上にも駐車場があったがそれより上は有料だった。

 岩湧寺のすぐ下にキャンプ場や四季彩館という休憩所などがある。詳しくはHPを見てください。
 
 岩湧寺から少し林道を上がると岩湧山への登山口があった。登山口から二股になっていて尾根道は「きゅうざかの道」と言う名前が付いていて健脚向き、谷道は「いわ わきの道」と言う名前で一般道だ。
 わたしたちは健脚向きの「きゅうざかの道」を登ることにした。登りが急で下りがたらたらの方が楽でしょう。

 さすが、急な丸太の階段が延々と続いている。アップダウンは全くない平坦も全く無い、ただ急坂あるのみ。私はこんな道は好きだが、藤ユリの小言が後ろに響いてく る。まあ小言を言っている間は元気だ。

 しかしまあそれなりに休憩もせず一時間足らずで稜線に登りついた。誉めてやりたい。
 稜線からは10分ほどで草原の岩湧山だ。私が以前に登ってから20年以上は経っていると思う。でもその景色はしっかり覚えていた。

 もう秋だ、ススキの花が開き、赤とんぼが乱舞している。風が冷たく寒気を感じるほどだった。
 頂上で一時間ほど休憩していたが、さすが和泉山脈での人気の山、平日にもかわらず、次から次へと登ってくる。
三角点から見る山頂展望台 三角点で仲むつましい夫婦(^^ゞ
赤とんぼを追い、やっと記念撮影に収まってくれた 四季彩館の内部

 下山は五ツ辻方面に下り、「いわわき道」を下ることにした。稜線からの下りは結構急だ。それから下は緩やかになり、登山道も整備されていてのんびり下ってきまし た。

 その、お目当てのシュウカイドウは岩湧寺の境内に咲いていました。ベコニアの様な花で珍しい花びらを付け見事に咲いている。
シュウカイドウ満開 花は上下二段に分かれている不思議な花だ