わ〜、久しぶりの近百だわ。遠いところばっかり残っているので全然はかどらないんだけど、やっと涼しくなったのでヨッコラショと!。
法師山頂上にて
●法師山
【日 時】1999年10月4日(月)
【山 域】南紀
【山 名】法師山(1120m)
【天 候】晴れ
【人 員】山太単独
【コース】安川渓谷登山口ピストン
朝7時に家を出る。有料道路は御坊まで伸びていた。こちらに来るのは二年ぶりかな。
今夜のメニューは水炊きだ。おっとポン酢を忘れたぁ〜、コンビニに寄る。
しばらく走ってまた思う。あれ切っておいた野菜を忘れた。今度はスーパーに寄る。おまけに道を間違えたらしく、田辺の朝来から合川貯水池経由になってしまった。
安川渓谷ってすごい山奥で心細い。宗小屋谷の橋を渡ると法師山登山口への分岐がある、ここから地道だ。
法師山中腹より大塔山を見る
大きな岩の後ろにある吊り橋が法師山登山口だ。歩き出したのは12時になってしまった。
結構恐いつり橋でビビらされる。しばらくは植林の中の暗い道だ。案外道がはっきりしているので安心する。10分ほどで明るい稜線に出た。左側の視界が開けていて大塔山方面が見渡せる。
尾根は細く結構急な登りだ。周辺は自然林であと一ヶ月ほど経てば紅葉が綺麗だろう。
顕著なピークを二つ越えると、はっきりした左へのトラバース道と、踏み跡程度の直登道に分かれている。
ちょっと迷った。法師山は確かに直登の方向だ、でも道はあまりにも不明瞭。
トラバース道を進めば994mのピークに続く稜線に行ってしまいそうな気がする。
こんな時私は道を信じないで地形を信じる。いつもそれで失敗するってわかっているのだが〜。
今回もトラバース道が正解だったけど、私のように思案する人が数人この踏み跡を作っている。(^^;
法師山到着!、約2時間の行程だった。展望は最高、でっかい電波反射板がちょっと控えめに一段下がって建てられているのが嬉しい。
南と西に海がみえるが少し霞んで青く見えないのが残念。それより幾重にも重なる山並みが見える北側に感動する。
ああ、冷え冷えのビールを持ってきて良かった〜。一時間もノンビリ過ごしてしまった。
下りは同じルートを駆け下りる。約1時間。
リンドウ
●大塔山登山口偵察
2.5万図には法師山登山口の南に大塔山登山口がある。平熊さんの報告ではちょっと苦労してここを降りている。
その後整備されていることを期待して登山口を探す。
右岸の出合いに白いテープがあり「治水調査はここを登る」という小さな杭が有ったが、大塔山の文字は見あたらない。道は踏み跡程度で少し登ってみたがどうも心細い道だ。
もう一つ弘法杉から登るルートがあるのでそちらを偵察。うう、358mから先は林道が閉鎖されている。
と言うわけで、どうするか明日ゆっくり考えよう。
●焚き火の夜
いい場所見っけ!。車の横にテントを張って河原で焚き火をする。これが今回の第一目的かも〜。
空を見れば満天の星空に天ノ川も見える。虫の声に焚き火の音、酒はうまいしネーチャンも綺麗。ネーチャンはいないけど、山奥にたった一人、この空とこの空気とこの闇夜は独り占め!。この贅沢は最高や最高や!。
焚き火と酒と秋の夜に堪能して深い眠りについた。
朝、テントに当たる雨の音で目が覚める。今日の山はヤンペや。帰ろ帰ろ、満足満足。
#(~0~)/U カンパーイ 〇~~/\/\~~/\~~ 《山太 Santa!》
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