天女の舞オオヤマレンゲに会う


番外編

 【地  域】大峰山系・弥山 
 【日  時】1999年07月08日前夜発
 【メンバー】こまくささん、どんかっちょさん、山太
 【天  気】晴れ
 【行  程】行者還トンネル西口より弥山ピストン


『日陰天女』

 歩き出したのは8時頃だっけ、私達としては結構早いスタートだわ。酔い覚めの急登はこたえるぅ〜。
去年を思い出しながらペース配分を考え慎重に慎重に。ヒグラシの鳴き声が聞こえてきた。去年と一緒だ。

 ちょっと頑張ってワンピッチで奥駈道まで上がってきた。ヒンヤリした空気はアルプスの夏山の匂いがする。近畿の山もそう捨てたもんじゃない。そう言えば今年千メートル以上に登ったのは初めてじゃないだろうか?。全く低山化してしまったもんだ。(^^;)

 トンネル西口から弥山への道は3行程に分かれる。
 第一行程はトンネル西口から奥駈道までに急登、第2行程は聖宝宿跡までのなだらかな空中散歩、そして最終行程は弥山への登りだ。

 しばらくは空中散歩を楽しむ。ツルアジサイがたくさん咲いている。去年の台風で倒れた倒木が結構目に付く。立ち枯れした木は倒れないで、枝をいっぱい広げた元気な大木が倒れている。年々倒木が増えているようだがあの台風で一気に進んでしまった。
 そう言えば大普賢岳や大台ヶ原の見晴らしも良くなったような気がする。

 オオヤマレンゲはまだまだたくさん咲いているが、茶色くなった花も見える。もう4〜5日早く見たかった。

『天女舞う』

『陽に耐える天女』

『天女の里』

『恥じらう天女』
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